ゴルフや野球など、グリップを握るスポーツを継続していると、必ずできる「マメ」。
マメが大きい人は、「たくさん練習している上級者」というイメージがある方もいるのではないでしょうか。
しかし、そんな上級者の証とも言える「マメ」ですが、実はできて良いマメとダメなマメがあるって知っていましたか?
悪いマメに気づかず練習していると、ゴルフの上達が遅れてしまう場合もあります。
そこでこの記事では、ゴルフのマメを徹底解説!マメができる理由や良いマメについて知りたい方は、ぜひこの記事を最後までご覧ください!
そもそもマメができる原因は?
まず、マメができるメカニズムを解説します。
「ゴルフを続けていると、自然とマメはできるでしょ?」とお思いの方もいるでしょうが、実はグリップに問題が合ってできる場合が多いんです。
自分のマメを分析すると、ゴルフの上達に繋がりますよ!
- グリップが強すぎる
- グローブのサイズが合ってない
- しっかり握れていない
グリップが強すぎる
マメができる大きな原因は、そもそもグリップを強く握りすぎている可能性が高いです。
アメリカLPGAツアーで17勝を上げた日本女子ゴルフ界のレジェンド、岡本綾子はグリップに関してこんな名言を残しています。
「グリップは小鳥を手のひらで包み込むように握る」
つまり、グリップを思い切り強く握る必要はないのです。
強く握らなくても、インパクトの瞬間に勝手に力が入ります。
マメができている方は、今一度グリップを握る強さを見直してみましょう。
グローブのサイズが合っていない
マメができる原因2つ目は、グローブのサイズが合っていない可能性があります。
サイズの合っていないグローブを使用すると、グローブの余った部分がシワになり、手を圧迫してしまうからです。
サイズの合っていないグルーブを使用している方は、今すぐ買い替えた方が良いですね。
しっかり握れていない
マメができる最後の原因は、しっかり握れていないことです。
最初、マメができる原因として「グリップを強く握りすぎている」ことを挙げました。
その逆で力を入れなさすぎてもマメができます。
なぜなら、しっかり握れていないとインパクトの衝撃でグリップがずれ、摩擦が起こるからです。
また、この摩擦が大きいと、マメではなく手の皮が破れる危険性もあります。
ゴルフで手に水膨れができる方は要注意ですね。
ここに注意!良いマメと悪いマメの特徴
マメができる原因が分かったところで、良いマメと悪いマメの特徴を解説します!
写真付きで解説するので、自分の手と比較してみましょう。
右手
右手の場合、この場所にできるマメのみ「良いマメ」です。
なぜなら、この場所にできるマメはしっかり右手を使えている証拠だからです。
逆にこの場所以外にマメができる方は、先ほど解説した悪いマメができる原因に当てはまっている可能性があります。
グリップの力などを確認してみましょう!
人差し指以外のマメはアウト!
右手のこういった場所にできているマメは、「悪いマメ」です。
特に、親指にマメがある人は要注意。
ゴルフにおいて親指のマメは最もダメで、正しく握れていない可能性が非常に高いです。思い切り力を入れて握っている方が多いので、自分のグリップを見直してみてくださいね。
また、「インターロッキンググリップ」でマメができる方は、右手の小指を左手に乗せる「オーバーラッピンググリップ」に変えてみるのもオススメですよ。
左手
ゴルフで左手は非常に重要です。
右利きの方は、左手を上手に使えるかが上達の鍵になりますので、しっかり確認しておきましょう。
小指・薬指・中指は良いマメ
画像の位置にできるマメは「良いマメ」です。
しっかり左手でクラブを操れている証拠ですので、問題ありません。
この位置に補強布がされているグローブもありますし、プロレベルになるとマメからタコになっている方も多いでしょう。
親指・人差し指のマメはアウト!
逆に、画像のように親指や人差し指にできるマメはアウト、「悪いマメ」です。
この位置にマメがある方は正しいグリップで握れていない可能性が高く、握り方を見直した方が良いでしょう。
イメージ的には、左手の親指と人差し指は「軽く添える程度」で大丈夫です。
重要なのは中指・薬指・小指ですので、意識してみてくださいね。
グリップを直すと、飛距離も伸びます!飛距離が伸びたらドラコンに挑戦してみるのもアリですね。
マメを予防するにはどうすれば良い?
ここまでマメの原因やマメができて良い場所を解説しました。
しかし、「手を綺麗に保ちたいから、良いマメでも作りたくない」こんな方もいるのではないでしょうか。
特に女性はマメを気にされる方も多いですよね。
そこで、ここではマメを抑える方法を解説します!
マメを作りたくない方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
- 正しいグリップで握る
- スイングを直す
- グローブやテーピングにこだわる
正しいグリップで握る
マメを作らないためには、まずは正しいグリップで握りましょう。
どれだけ素晴らしいスイングをしていても、間違ったグリップをしていると必ずマメができてしまいます。
- 力が入りすぎていないか
- 左手でクラブの重さを感じられるか
- 親指に力が入っていないか
これらに意識してグリップをしてみてください。
また、自分では正しいグリップかどうかが分からない方は、ゴルフ練習場などで開催されているワンポイントレッスンに足を運んでみるのも良いですね。
プロのアドバイスが無料または格安でもらえるので、おすすめです。
スイングを直す
正しいグリップをしているのにマメができる方は、スイングに問題があるかもしれません。
なぜなら、間違ったスイングや癖があると、意識していなくてもグリップに余計な力が入ってしまうからです。
しかし、グリップは自分で悪いところの確認がしやすいですが、スイングを一人で直すのは難しいです。
ですので、スイングを直したい方は、とにかくプロのアドバイスをもらいましょう。
今では雑誌やネットでゴルフレッスンを見れますが、生でアドバイスを受けた方が確実に上達が早いです。
スイングを直したい方は、ぜひ参考にしてみてください。
グローブやテーピングにこだわる
マメを作りたくない方は、グローブを変えるかテーピングを使用するのもおすすめです。
グローブは薄手よりも厚手タイプの方がマメができにくいですし、両手グローブを使うのも良いですね。
また、マメが痛い方はテーピングを使用すると痛みがかなり和らぎます。
キャディバックに常備しておくことで、不意なマメにも対処できますよ。
まとめ:マメには「良いマメ」と「悪いマメ」がある
今回は、マメの原因やマメができて良い場所を解説しました。
おさらいすると、
- マメができる原因は間違ったグリップにある
- 「良いマメ」と「悪いマメ」を見極めよう
- マメを防ぐには、グリップ・スイングを矯正する
ゴルフをやっていてマメができるのは仕方のないことです。
しかし、「良いマメ」と「悪いマメ」を見極められると、上達の近道になるでしょう。
ぜひ、この記事を参考にご自身のマメを分析してみてくださいね。
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