「ゴルフでよく聞く『100切り』って?」「100切りを達成するにはどうしたら良い?」
実際にラウンドを回るゴルファーにとって、「100切り」は1つの目標ですよね。
本記事では、初心者でもわかるよう、「100切りとは何か」「どうすれば達成できるか」などをわかりやすくまとめています。
この記事を1章1章読むことで、ゴルファーとしてのあなたのお悩みを解決することができますので、ぜひ最後までお読みください。
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ゴルフでよく聞く「100切りとは?
ゴルフをする際によく言われる「100切り」とは、1ラウンド18ホールを、100打以内に終わらせることです。
この「100切り」はゴルファーにとって「脱初心者」の一種のラインのようなもので、多くのゴルファーは最初、この「100切り」を目指します。
「100切り」達成までの所要期間と所要ラウンド数の平均
2015年に(株)ゴルフライフが、20代〜70代のゴルファー3313名を対象に行った調査によると、デビューから100切り達成までの所要期間は平均で3〜4年でした。
また、ラウンド数でみても、デビューから100切りまでにかかったラウンド数は平均18ラウンドです。
所要期間:3〜4年
ラウンド数:18ラウンド
初心者の方は、「後ろの組に迷惑をかけてしまう」と、ラウンドに出ることを敬遠しがちですが、大多数の人が平均で17ラウンドは100を叩いています。
気にしすぎて実践を避けることのないようにしましょう。”実践すること”も重要なポイントの一つです。
ゴルフで『100切り』を目指すのに重要な2つの要素
さて、前章で「100切り」について理解していただけたかと思います。本章からは、「100切り」を目指す上で重要になるポイントを解説していきます。
結論から先に行ってしまうと、ゴルフで「100切り」を目指す上で絶対に必要になってくるのが、戦略とその戦略に合わせた練習です。
特に、「100切り」を達成できない人に多いのが「戦略」の部分を考えていないことです。具体的には以下のような特徴が見受けられます。
- 常に「パー」狙い
- 飛距離を重視したがる
- スーパープレイを目指している
具体的に上記のような特徴を持っている人は、100切りをすることが難しいです。
次章から「100切り」を達成するための具体的な戦略をご紹介します
ゴルフで「100切り」を達成するための戦略① ボギーを狙う
ゴルフ初心者、もしくは中級者の方で「100切り」をできていない方に多く見受けられるのが、常に「パー」を狙うという特徴です。
ホールの規定打数でカップインをすること。例えば「パー3」のホールだったら、3打以内にボールをカップに入れることができれば、「パー」となります。
ゴルフで「100切り」ができない人はこの「パー」にこだわってしまいがちです。ですが、「100切り」では「パー」を狙う必要はありません。
仮に「ボギー」を基準打数にして、18ホールで計算をすると、1ホールあたり5.5打で終えればいいという計算になります。
1ホール5.5打で終えればいいというのはつまり、ボギーが9ホール、ダブルボギーが9ホールで、「100切り」ができるということです。
多くの「100切り」ができないゴルファーは無理にパーを狙って、精神的なプレッシャーにベストなパフォーマンスを発揮できていない場合が多いです。
ゴルフで「100切り」を達成するための戦略② パッティング
「100切り」を達成する上で、重要になってくるのが「パッティングの回数」です。
「100切り」ができないゴルファーの多くは、グリーンオンまでの過程を重視しがちですが、パッティングこそスコアを縮めるのに重要な部分です。
パッティングの重要性
アマチュアゴルファーの1ホール平均パッティング数は3回と言われています。仮にいつも3打でカップインさせているとしたら、18ホールで54打になります。
つまり、100打の半分をこのパッティングが占めているのです。
では仮に、パッティングを2回にすることができたらどうでしょうか。18ホール合わせたら18打ものスコアを縮めることができます。
パッティングの戦略を見つめ直すことが、スコアを縮める近道になるということです。
ゴルフで「100切り」を達成するための戦略③ スコアカードを活用する
「100切り」を目指す上で3つ目に有効なのが、スコアカードを活用するという方法です。これは、ラウンドの途中で「100切り」を諦めないための方法です。
100切りを目指す上で、ラウンド終わりの自己分析は欠かせません。3パットは何回だったか、OBは何回あったかなど、何が悪かったかを明確にするためです。
そうした分析を生かすためにも、スコアカードの活用は必須になります。具体的にスコアカードをどう活用するのかを以下にまとめます。
- 過去のラウンドで、スコア合計がもっとも悪かったスコアカードを用意する
- 当日回るホールのパー設定をそのスコアにする
最悪スコアを使う理由は、スコアの大叩きを減らすためです。
大叩きしてしまうホールのほとんどが、途中で投げやりになってしまう場合です。なので、過去最悪スコアを基準にしながらプレーのモチベーションを保ちましょう。
こういった、「100切りを諦めない」ための戦略もとても大事なのでスコアが伸び悩んでいる方は試してみてください。
ゴルフで100切りを達成するために必要な3つの練習
前章では、具体的な戦略についてお話しさせていただきました。ですが、戦略だけではどうにもならないのがスポーツですよね。
本章では、具体的にスコアを縮めて「100切り」を目指すために、どんな練習をしたらいいのかについてお話ししていきます。
具体的には、「100切り」ができていない多くのゴルファーは以下の3つが、練習すべき不安定要素な場合が多いです。
- アイアンミスを減らす
- スライスを防ぐ
- パッティングを安定させる
次章から1つ1つ解説していきますね。
ゴルフで「100切り」を達成する① アイアンのミスを減らす
「100切り」を達成するためにまず1つ目にケアしなければならないのが、「アイアンのミス」です。「100切り」ができないゴルファーの多くに、このアイアンのミスが見受けられます。
アイアンでのミスのほとんどは、「当たらない」ことです。スイングが不安定だったり、下半身の左右の軸がぶれてしまうことにより、しっかりとボールをミートできないのです。
「当たらない」を解決するためには「べた足」でのスイング練習が有効的です。
べた足でスイング練習
ベタ足スイングとは、その名の通り、足の裏全体を地面にベッタリつけてスイングする練習です。
このべた足スイング練習の良い点は、足の裏にかかる体重を意識することができるようになる点です。
足裏にかかる体重を意識できるようになることで、どのタイミングで体重移動をすれば良いかという重心移動のコントロールができるようになります。
以下にべた足スイングの参考動画を載せるので、練習をしてみてください。
ゴルフで100切りを達成する② スライスを防ぐ
「100切り」を達成する上で2つ目にケアしなければならないのが、「スライスを防ぐ」ことです。
スライスの主な原因は「フェースの向き」と「スイングの軌道」です。
フェースとは、ゴルフクラブ先端にあるヘッド部分の、ボールと接触する面のこと
スライスの時に意識した方がいいポイントは、フェースの開きや腕、手首の位置です。
なるべくスクエアなスイング軌道を意識し、フェースが開かないようにしましょう。
ほとんどの方が「打ちっぱなし」などで練習を行っていますが、フェースの開きを意識しながら練習すると効果的です。以下の動画を参考にして練習してみてください。
ゴルフで100切りを達成する③ パッティングの安定
「100切り」を達成するためにケアしなければいけない最後の項目が「パッティング」です。
前章でも少し触れましたが、パッティングは「100切り」に最も影響がある過程であると言っても過言ではありません。
「100切り」を目指すためにも、本章では具体的な2つの練習方法をご紹介します。
パッティングで具体的に練習すべきこと
パッティングでは主に「まっすぐ打てない」ことと「距離感がつかめない」ことが問題としてあげられます。ですので、この2つに重点を置いて練習をしましょう。
距離感をつかむ練習
距離感をつかむためには、ロングとショート、いろいろな距離を打ち分けるのが最も効果的です。具体的には、以下のような手順で練習を行います。
- 距離の差が倍になるように2つの目印を作る(例:2mと4m、3mと6mなど、)
- 2つのうち、距離の短い方からパッティングから練習を始める
- その後、距離の長い方でパッティング練習を練習をする
自宅でパターマットなどを使って練習していると、常に一定距離からしか練習ができません。
実際ラウンドに出た時には、常に違う距離からのパッティングを求められるので、ショートとロングの打ち分けができるように練習しておきましょう。
真っ直ぐパッテングする練習
真っ直ぐパッティングができない場合は、2本のクラブを平行に置き、その間をはみ出さないようにパッティングする、という練習をしましょう。
パターを練習する方向にクラブを2本置き、パターのヘッドより少し大きいサイズでサイドの枠を作ります。
外枠のクラブにボールが当たらないようにパッティングをします。
パッティングは繊細さが求められる技術なのでなるべく多く時間をかけて練習しましょう。
ゴルフで100切りを目指す【まとめ】
以上、本記事ではゴルフで「100切り」を目指すために必要な戦略と練習について解説しました。
冒頭でも述べたように、「100切り」を達成することは脱初心者の1つのラインになります。
本記事で紹介した3つの戦略と、3つの練習を意識しながら、じっくりと自分の腕を磨き、「100切り」を目指してみてください。
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