「今度ゴルフ場でラウンドを回るんだけどどんな服装で行ったらいいんだろう?」「服装に関するNGってあるのかな?」
他のスポーツと比べて、品格を非常に重んじるゴルフ。ゴルフを始めたばかりの方にとっては「服装」に関する悩みは多くあるのではないでしょうか?
この記事ではそんなゴルフ初心者の方の悩みを解決するために、ゴルフ場での服装に関するマナーについて解説しています。
最後まで読み進めていただくことで、ゴルフ場での服装で迷うことがなくなります。
初心者がやってしまいがちなNG服装なども載せてますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
トップ画像出典:https://pixabay.com/photos/golfers-golfing-tee-caddy-driver-850649/
ゴルフ場によって服装マナーは変わる?
2020年7月現在、日本国内には2000を超えるゴルフ場が存在しています。ですが、各ゴルフ場によってその服装マナーは異なっています。
名門のゴルフクラブなどでは、服装(ドレスコード)がきちんとしていないだけで、入場を断られることがあるほどです。
ですので、ゴルフ初心者の方はまず、ゴルフ場の基本的な服装マナーを知る必要があります。ゴルフ場のマナーを知る方法は、以下の3つです。
- ゴルフ場に電話で問い合わせをする
- ゴルフ場のホームページで確認をする
- 同行する人に確認をする
ゴルフ場に電話で問い合わせをする
1つ目は、「ゴルフ場に直接電話で問い合わせをする」方法です。初心者の方はこの方法が一番手間がかからないのでオススメです。
コースを予約しているゴルフ場に電話で問い合わせをすれば、そのゴルフ場の基本的な服装マナーについて教えてくれます。
ただし、明確な服装指定が存在するわけではないので、服装のコーディネーションなどは自分で考えなければいけません。
ゴルフ場のホームページで確認をする
2つ目の方法は、「行くゴルフ場のホームページに乗っている情報をチェックする」です。
以下に、「鎌倉パブリックゴルフ場」のホームページに乗っている情報を例として載せます。
クラブハウス内:
Gパン類、Tシャツ、スウェット類及びサンダルでのご来場はご遠慮下さい。
ラウンド中:
Gパン類、Tシャツ及びスウェット類など、カジュアル過ぎる服装でのプレーはご遠慮下さい。
危険防止のため帽子の着用をお願いいたします。
https://reserve.golfdigest.co.jp/golf-course/detail/371103
ホームページの情報では、以上のように「〜をしないでください」という表記なので、少し情報が足りないように感じるかもしれません。
同行する人に確認をする
3つ目の方法は、「同行する人に確認をする」です。ゴルフは個人のスコアを競うスポーツではありますが、ラウンドに出る際は2、3、4人と、複数人で回ることがほとんどです。
同行者にどんな服装で行くかを確認することで、1人だけ服装が全く違うということが防げます。
ただし、会社の上司や取引先の役員などと回る場合、いわゆる接待ゴルフの場合などは聞くわけにいきませんので、自分で服装に関する情報を集めなければいけません。
次の章からは、服装に関する具体的なマナーについて解説していきますね。
ゴルフ場での服装マナー「クラブハウス内」
ゴルフ場には、プレーをするホール以外に、「クラブハウス」という受付やレストラン、売店などといった、休憩所のような役割を果たす場所があります。
ゴルフ場では、このクラブハウスに入る際にも服装マナーがあり、それぞれのゴルフ場で規定されています。
以下に、規定が厳しい場合とゆるい場合に分けて「これを着ていけば無難」という基本的な服装をご紹介します。
ゴルフ場の規定が厳しい場合
格式高く、伝統を重んじる名門クラブでは、特に服装マナーに厳しい場所が多いです。また、接待ゴルフなどではそういった有名クラブを利用する機会も多くなるでしょう。
初心者の方は身構えてしまうかもしれませんが、基本的に以下の点を押さえておけば問題ありません。
- トップス:白色で清潔感のある襟付きシャツ
- ジャケット:黒または紺のもの
- パンツ:ベルト付きのパンツ(綿パン・チノパンなどでOK)
- シューズ:革靴
女性の場合は、男性ほど厳格な服装マナーがないのですが、基本的には男性と同じような服装スタイルで大丈夫です。例は以下の通りです。
- トップス:襟付きシャツ(ストッキング・タイツ着用ならワンピースも可)
- ジャケット:黒または紺のもの
- パンツ:ベルトを着用したフルレングスのパンツ
- スカート:ストッキング・タイツ着用
- シューズ:パンプス(革靴、低いヒール可)
スーツやドレスなど、かっちりとしすぎた格好でいかなくていいということですね。
ゴルフ場の規定がゆるい場合
また、比較的初心者でも入りやすいように、服装に関する規定がゆるいゴルフ場も最近増えてきています。その場合は男女別に以下のようになります。
- トップス:襟付きのポロシャツ
- ジャケット:着ても着なくてもOK
- パンツ:ベルト付きのパンツ(綿パン・チノパンなどでOK)
- シューズ:革靴
- トップス:襟付きシャツ(ストッキング・タイツ着用ならワンピースも可)
- ジャケット:黒または紺のもの
- パンツ:ベルトを着用したフルレングスのパンツ
- スカート:ストッキング・タイツ着用
- シューズ:パンプス(革靴、低いヒール可)
服装に関する基準が緩い場合でも、最低限遵守しなければいけない部分はあるということですね。
ゴルフ場での服装マナー「プレー中」
この章では、ゴルフ場のプレー中の服装マナーについて解説していきます。
「プレー中」の服装マナーは、クラブハウス内のように厳しい緩いなどの違いはなく、一律して以下の通りです。
- キャップ:ツバがついているもの
- トップス:襟付きのシャツ
- パンツ:ストレッチの効いたチノパン(黒や紺など、落ち着いた色のもの)
- シューズ:価格1万円前後のゴルフシューズ
- キャップ:ツバがついているもの、もしくはサンバイザー
- トップス:襟付きであればシャツでなくともハイネック、タートルネック、モックネックなども可
- パンツ:ロングパンツ、もしくはスカートやキュロットも可(その場合はハイソックスを履くなどして脚の露出を抑える)
- シューズ:価格1万円前後のゴルフシューズ
特に気をつけなければいけないのは、トップスです。必ず襟がついているものを着用しましょう。
これは全米ゴルフ協会によって、「服装規定」として定められており、公式大会などでも適用されています。
ゴルフ初心者がやりがちなNG服装①「派手すぎる柄のシャツ」
ゴルフ初心者の方がやってしまいがちなNG服装の1つ目が、「派手すぎる柄の服装」です。
やはりスポーツをする以上、女性はもちろん、男性もオシャレに配慮した服装をしたいと考えると思います。
ですが、あくまでゴルフは紳士のスポーツですので、前の章で解説したような服装マナーの範囲内でおしゃれを楽しむようにしましょう。
具体的に服装の柄で好まれるのは、男女ともにチェック柄やアーガイル柄、ジャガー編みベストなどです。
ゴルフ初心者がやりがちなNG服装②「ハーフパンツ」
ゴルフ初心者の方がやってしまいがちなNG服装の2つ目が、「ハーフパンツ」の着用です。女性であれば、「ホットパンツ」などの「ショートパンツ」にあたります。
現在では、こういったラフな格好をよしとするゴルフ場もあるので一概にNGとは言えないです。
実際にハーフパンツって動きやすいし、何より涼しいですからね。
ですが、短い丈のパンツを履くのには「露出が多いため、ゴルフの品格に適しているのか」という意見とは別に、以下のようなデメリットがあります。
- 日焼けする
- 虫に刺される
- 草むらの長いエリアなどで肌を傷つけてしまう可能性がある
プロゴルファーの中でも短い丈のパンツを履いている人はほとんどいませんよね。
ゴルフ初心者がやりがちなNG服装③「ジャージ」
ゴルフ初心者がやってしまいがちなNG服装の3つ目が、「ジャージ」の着用です。
やはりスポーツということもあり、「動きやすさ」を重視してストレッチの効いたジャージなどを着用してしまうことがあります。
ですが、前述したように、ゴルフは「品格を重んじるスポーツ」です。ジャージという選択肢はあまりにもカジュアルすぎるので避けましょう。
現在では、「ユニクロ」などでもストレッチの効いたチノパンなどが売られていますので初心者の方にはオススメですよ。
ゴルフ場で気をつけたい服装マナー「まとめ」
この記事では、初心者の方に向けて、ゴルフ場での服装マナーについて解説させていただきました。
「ゴルフ場に行くときは高級ホテルに行くときのような服装で」と言われるほど、ゴルフは服装に厳しく、品格を重んじるスポーツです。
ただし、最近ではクラブハウス内でのドレスコードや、プレー中の服装に関して寛容なゴルフ場もあるので、事前に各ゴルフ場に服装マナーの確認をしましょう。
そのほかに、ゴルフ場でプレーする上でのマナーに関する情報も以下の記事で解説していますのでぜひお読みください。
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