ゴルフ会員権の種類
ゴルフ会員権はゴルフ場によって自由に発行できるため、様々な種類がありますが、基本的にはゴルフの会員権には大きく4種類に分けられます。
- 正会員権
- 平日会員権
- 週日会員権
- 婦人会員権
それぞれプレーできる日にちや特徴が異なります。順番に解説していきましょう。
正会員権
コース定休日を除いて全日メンバー料金にてプレーが可能な会員権です。
ビジターよりプレー権が優先されます。つまり予約日やプレー時間が優遇されます。
また、そのゴルフ場が開催するすべての競技会に参加できます。
ゴルフ場によっては理事・委員などに選任されクラブ運営に参画することもできます。
もっともスタンダードな会員権であるため、ゴルフ会員権市場での流通性は圧倒的にこの正会員権が多く、換金性にも優れています。
- ほぼ毎日ゴルフに行きたい方
- 日にちに縛られずにゴルフを楽しみたい方
- ゴルフ場の運営にも携わりたい方
- 資産として会員権を購入したい方
- 法人
平日会員権
コースの定休日を除く、月~土曜日にメンバー料金にてプレーが可能な会員権です。つまり日曜日は、メンバー料金でのプレーはできません。
ゴルフ場によっては特別平日・準会員と呼ばれることもあります。
クラブの定める平日競技に参画できます。
正会員の約50%の相場で流通されることが多いです。
- 少しでも安く、会員権を購入したい方
- 平日・土曜日にプレーすることが多い方
- サラリーマン
週日会員権
コースの定休日を除く、月~金曜日の平日にメンバー料金にてプレーが可能な会員権です。つまり土・日曜日は、メンバー料金でのプレーはできません。
ゴルフ場によっては特別平日・準会員と呼ばれることもあります。
正会員の約30~40%の相場で流通されることが多いです。
- 少しでも安く、会員権を購入したい方
- 平日にプレーすることが多い方
- 主婦の方
- 平日休みのサラリーマン
婦人会員権
女性の入会制限をしているゴルフ場で発行されている、女性名義の会員権です。例えば、女性の正会員権購入を認めていないゴルフ場や旦那が正会員権を所有している妻へ向けて発行しているゴルフ場などで発行されていますが、基本的には女性のみ購入できます。
平日・週日会員権と同様に平日・土曜日にメンバー料金にてプレーが可能なケースが多いです。
婦人会員権は一般的な正会員権と比べ、プレミアムが付き割高になっているケースもあるため、正会員の約100~120%の相場で流通されることが多いです。
- ゴルフ好きの婦人
- 旦那が正会員権をお持ちの婦人
その他の会員権
VIP会員権
正会員権の権限+同伴者がメンバー料金でプレーできる会員権です。
正会員権と同様の権限を持っているため、競技会の参加やクラブ運営も認められています。一部のゴルフ場で発行されているため、流通は少ないです。
- 接待でゴルフを利用する方
- ゴルフ仲間が多い方
隔日会員権
月・水・金または火・木・土など隔日にメンバー料金でプレーできる会員権です。昔流行した会員権の形態で、今はあまり発行されていないです。一部のゴルフ場で発行されているため、流通は少ないです。
- プレーできる曜日が確定している方
法人会員権
法人での購入のみが認められている会員権です。
法人会員権の中にも正会員権・平日会員権・週日会員権があります。
名義人の変更が通常の半額程度で出来るケースもあります。
法人会員権の中には無記名方式もあり、名義人を立てずに所有できるものもあります。
- 法人
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ゴルフ場の会員権はゴルフ場によってもさまざまな形があり、多岐に渡っています。それぞれ特徴があり、メリット・デメリットも異なるので、よく調べておくことが重要です。
ゴルフ場によっては既存メンバーの方からの紹介でしか購入できないケースや特定の会社を介してしか購入できないケースもあるので、一度プロに相談するのがオススメです。