ゴルフ会員権の基礎知識

【買わないで!】ゴルフ会員権を購入してはいけない人4選

「ゴルフ会員権を購入してはいけない人4選」について解説します!

近年、ゴルフ会員権の購入を検討している比較的若い方がかなり増えてきました。
理由としては「若年層を中心としたゴルフブーム」「ゴルフブームに伴う予約の難しさ」「ゴルフ会員権のカジュアル化」などいくつか挙げられます。

「はじめてゴルフ会員権を購入しようと思っている」という方も少なくないでしょう。
ただし、全員が全員、ゴルフ会員権が必要だとは思えません。中には「この人は会員権を購入しなくても良いのではないかな」と思う方もいます。

今回は、会員権を買わない方がいい人の特徴を4つ紹介させていただきます。購入後に後悔しないよう、本記事で解説する特徴に1つでも当てはまる人は購入前に「本当に必要かな?」と一度立ち止まってみるようにしましょう。

①ゴルフ歴が3年未満の人

1つ目の会員権を買わない方がいい人は「ゴルフ歴が3年未満の人」です。

「ゴルフ歴が3年未満」や「ラウンド経験が20回にも満たない人」
このような方は会員権の購入を決断する前に一度考え直してみましょう。

ゴルフ会員権購入するということはそのゴルフ場のメンバーになるということであり、そのゴルフ場がご自身のホームコースとなります。腕前やプレースタイル、住んでいる場所や勤務体系によってもご自身にマッチするゴルフ場は異なります。
またこれらは月日が経つと、次第に変化していくものでもあります。

全国には2000を超えるゴルフ場があり、自分に本当に合うゴルフ場が見つかってからでもゴルフ会員権の購入は遅くありません。

今はインターネットで多くのゴルフ場をプレーすることができますし、ゴルフ歴の浅い方はゴルフ仲間もこれからたくさん増えていくはずです。
ある程度自分の趣味嗜好やプレースタイル、ゴルフ仲間が安定してきたころ(ゴルフ歴で言うと5年を超えた頃)から会員権の購入を検討するのがオススメです。

ゴルフ歴が3年未満の人は「どんなゴルフ場ならメンバーになっても良いだろう」という視点でできる限り多くのゴルフ場を回ってみるようにしましょう。
きっと、ご自身の趣味嗜好に合った気に入るゴルフ場が見つかるはずです。

②購入するコースで一度もプレーしたことがない人

2つ目の会員権を買わない方がいい人は「購入するコースで一度もプレーしたことがない人」です。

そのゴルフ場で一度もプレーをしたことがないのに会員権を購入する方がたまにいらっしゃいます。これは絶対にやめた方が良いです。
どこか特定のコースが欲しいわけではないけど、いい感じのゴルフ場のメンバーになりたいなと考えている方に多い印象です。

入会費用はもちろんですが、ゴルフ場メンバーになると毎年、年会費が発生します。
数十万円、数百万円する入会費用に加えて、年間5〜10万円する年会費を払うのにも関わらず、プレーをしたことないのはかなりリスク高いです。
実際にご自身がプレーして気に入ったゴルフ場のメンバーになることを強くお勧めします。

過去に、一度もプレーせずに会員権購入をした方がいました。
「思ったよりゴルフ場までの距離が遠かった」という理由で購入して1年後に売却してしまいました。

百聞は一見にしかずというように、一度プレーするとネットからの情報や人伝の話では補いきれない情報がたくさん得られるということです。
購入前に必ず1度はそのゴルフ場でプレーをしてみるようにしましょう。

ゴルフ場によっては購入を検討している方向けの視察プレーを行なってくれるゴルフ場もあります。
もしそのゴルフ場でプレーしたことがないけど会員権の購入を検討しているという方はゴルフ場やゴルフ会員権業者に依頼して視察プレーができないか打診してみるようにしましょう。

その際、メンバーさんとの組み合わせで予約できるとメンバーさんの生の声やクラブ情報を聞ける可能性が高いので、非常にオススメです。

③ゴルフをやらない相続人

3つ目の会員権を買わない方がいい人は「ゴルフをやらない相続人」です。

これは会員権の相続にてよく発生してしまうケースです。
ゴルフ会員権を保有していた身内の方(被相続人)が亡くなった際に、相続人がゴルフ会員権を相続して、相続人はあまりゴルフをしないのにメンバーになってしまうことがたびたびあります。

相続においては名義変更料が通常料金よりも安くなるケースがあるので、なんとなくそのまま引き継いでしまうという方も少なくありません。

これも前章の「②購入するコースで一度もプレーしたことがない人」の理由とほぼ同じですが、年会費という維持費が結構な金額かかってきてしまいます。
本当にその会員権が欲しいと思ったら、また購入することもできますし、とりあえず相続してしまおうというのは避けた方が良いです。

相続時には相続人に名義変更をしなくても、遺言書や遺産分割協議書があれば、故人の名義からそのまま別の第三者に売却することができるゴルフ場も多いので、一度しっかり考えてみて必要ないなと思ったら、売却することをオススメします。

④投資目的の人

4つ目の会員権を買わない方がいい人は「投資目的の人」です。

バブル期と異なり、ゴルフ会員権は投資商材としての魅力はかなり薄いと思います。

今から30年以上前は「空前のゴルフブーム」「希少性」「お金あまり」などといった理由から「ゴルフ会員権投資」という言葉があったほど、投資商材としてもゴルフ会員権はスポットライトを浴びていました。

ただし、それは「1ヶ月後には1.5倍、一年後には3倍」みたいな異常な値上がりをしていた時代の話であり、現在、ゴルフ会員権がそのような値上がり方をすることは考えられません。
バブルが崩壊してからは会員権の価格は1/10以下になったゴルフ場も多く、多くのメンバーさんが高値でゴルフ会員権を購入して損をしたことがあるというのが事実としてあります。

もちろん、1千万円以上の価値があるゴルフ会員権は今でもたくさんありますし、いらなくなったら換金できる「資産」としての側面も持ち合わせていますが、ゴルフをやらないのに投資目的で購入するというのはあまり推奨できません。

まず、入会するにはゴルフ場に払いっぱなしのお金である「名義変更料」がかかります。ゴルフ会員権を投資商材と考えても、この分は純粋にマイナスになってしまいます。

長期の資産形成なら「投資信託や債券」、リスク回避の資産なら「金」がありますし、一発狙いたいなら「個別株や暗号通貨」を購入すれば良いわけで、ゴルフ会員権をわざわざ投資商材として購入する理由はすごく薄いと感じます。

あくまでゴルフが好きな方が利用目的で購入して、もしお得に売却ができたらラッキーだなくらいの感覚でいることをオススメします。

まとめ

今回の記事では「ゴルフ会員権を購入してはいけない人4選」について解説させていただきました!

ゴルフ会員権を購入する人はゴルファー全体の10%未満と言われています。
近年はインターネットの発達により、ゴルフ会員権を購入してメンバーにならなくても、ゴルフを楽しめる方法はたくさんあります。
ゴルフに興味があるからなんとなく会員権を購入しようと言うのは、皆様の貴重なお金や時間を無駄にしてしまう可能性もありますので、よく考えてから購入することをオススメします。

それでもメンバーになりたいという方は本メディアを運営している「日本ゴルフ同友会」で全力でサポートさせていただくので、ぜひお問い合わせください。

日本ゴルフ同友会HP

また本記事で解説させていただいた内容は本サイトを運営している「日本ゴルフ同友会」の公式youtubeチャンネルでも解説している内容となっております。
より詳しく知りたい方は是非、動画もご覧ください。

日本ゴルフ同友会

60年以上の歴史を持つ、ゴルフ会員権売買のパイオニア企業。2,500社以上の上場企業との取引があり、徹底したサポートによる安心感と実績がございます。
昭和36年(1961年)創業し、ゴルフ会員権業者の中では最も歴史があります。そのため、ゴルフ場のデータも豊富で、適正な売買価格の選定が可能です。全国のゴルフ場を取り扱っており、その取引実績は業界トップクラスです。売買のみならず、相続や名義変更も承っております。法人・個人問わず、お気軽にお問い合わせください。

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