ゴルフ会員権の基礎知識

【お得にプレー!】メンバー優待は具体的にどのような優待があるのか?

「メンバー優待ってなにがあるの?」について解説します!

ゴルフ場のメンバーになるとメンバーフィという通常より安い金額でプレーできることは知られていると思います。
実はメンバー本人だけではなく、身近な人、一緒にプレーしにきた人にもさまざまな金銭的なメリットがあるということをご存知でしょうか。

今回はそんなメンバー優待についてどのような優待があるのか、誰が対象なのかというのを実例とともに解説していきたいと思います。

なお、この記事で紹介する情報は2023年9月時点の情報です。

①家族優待

ゴルフ場メンバー優待の1つ目は「家族優待」です。

メンバーの親子や兄弟などの家族が通常の料金よりも安くプレーできるという制度です。
家族の定義はゴルフ場によっても異なりますが、二親等もしくは三親等以内としているところが多いです。

一親等…父親、母親、子供
二親等…兄弟、孫
三親等…おじ、おば、甥、姪

家族優待は「登録制」と「非登録制」があり、「登録制」はゴルフ場へあらかじめ登録しておけば利用できるのに対し、「非登録制」はプレー時に申告すればその場で利用できます。

登録制

登録制では別途登録料が発生することもあり、登録の作業もめんどくさいように思えますが、その分、非登録制に比べてより優待度合いが高い傾向があります。

神奈川県の「戸塚カントリー倶楽部」では2親等以内の登録が可能で、季節や曜日によっても異なりますが、プレーフィーを14,300〜17,600円割引してくれます。

埼玉県の「富貴ゴルフ倶楽部」では年会費が通常の1.5倍支払うだけで、三親等以内の親族を登録でき、ほとんどメンバーと同等の扱いを受けることができます。
代理登録者は約7,000円ほどでプレーでき、ハンディキャップも取得可能、月例競技会も参加可能とかなりの優待度が高いです。
家族登録ありきで富貴GCに入会する方も多いです。

非登録制

一方、非登録の家族優待だと5,000円程度の割引が多い印象です。
登録不要でお手軽に利用できますが、割引金額が少ない傾向にあります。

「登録制」「非登録制」併せて、「家族優待」は約7割くらいのゴルフ場で実施しています。

②優待券

ゴルフ場メンバー優待の2つ目は「優待券」です。

メンバーの自宅に定期的に「優待券」が送られてきます。
その優待券を利用して本人や同伴者のプレーフィーを安くすることができます。

年間5枚〜10枚くらい発行しているゴルフ場が多く、優待内容としては同伴者が3,000円〜8,000円程度の割引といった内容多いです。

長野県の「大浅間ゴルフクラブ」では年10回優待券を発行しており、同伴者のプレー代の割引に利用できます。
平日は約3,000円の割引、土日は約4,000円の割引が受けられます。

山梨県の「メイプルポイントゴルフクラブ」では年4回発行しており、同伴者のプレー代の割引に利用できます。
平日約2,000円、土日3,000円割引が受けられます。

また、メンバーの誕生日に「誕生日優待券」を発行しているゴルフ場もあります。
通常の優待券は主に同伴者向けの優待が多いですが、誕生日優待券はメンバー本人が安くなるケースがあります。

とあるゴルフ場では誕生日優待券を利用すれば、当日メンバーのプレーフィーが全額無料という破格の優待内容となっています。

「優待券」は約9割くらいのゴルフ場で実施しています。
メンバーであれば自動的に送られてくるものですし、優待券を利用すれば同伴のゲストもかなり利用しやすくなるので、ありがたい優待ですね。

③会員同伴割引

ゴルフ場メンバー優待の3つ目は「会員同伴割引」です。

メンバーと一緒にプレーすれば自動的に安くプレーできるという優待です。
登録や優待券がなくても自動的に割引が適用される反面、「家族優待」「優待券」と比べると優待度合はかなり下がってしまいます。

2,000円〜4,000円程度の割引になることが多く、かつ特定の日(例えば、オフシーズンの平日)のみ適用されるといったように、日付が限定されていることも多いです。

そもそも、会員が同伴しないとプレーできないゴルフ場に関してはこの割引自体存在しません。

「会員同伴割引」は約2割くらいのゴルフ場で実施している印象です。
同伴の際は優待券を利用した方が安くなることが多いので、大切な取引先や友人とプレーすることがあれば優待券の方を利用するのがおすすめです。

優待度合いと手軽さ

「家族優待」「優待券」「会員同伴割引」の3つの優待が一般的なゴルフ場の優待制度となります。

優待内容の充実度については

家族登録>=優待券(登録制)>優待券(非登録制)>会員同伴割引

の順に充実していると言えます。

利用の手軽さについては

会員同伴割引>>優待券(非登録制)>優待券(登録制)>家族登録

の順にお手軽と言えます。

それぞれの優待にメリットデメリットがあり、状況や関係性、そもそも制度があるかを確認して利用するようにしましょう。

その他の優待

その他、ゴルフ場独自で行なっている優待もあります。

PGMではP-CAPといって、PGMが運営するゴルフ場メンバーになれば、PGMの150近いゴルフ場をいつでも割引価格で利用できる優待制度があります。

東急グループのゴルフ場では年に1度、東急グループが運営しているホテルの宿泊割引券が発行されます。

東京よみうりカントリークラブではポイント制の優待があり、メンバーがプレーすると1P、平日ゲストが利用すると2P、土日は4Pで計60Pたまるとメンバーのプレーフィーが1回無料になるというユニークな優待制度もあります。

ご自身のプレースタイルに合った優待からゴルフ場を選ぶのも一つの手かもしれませんね。

まとめ

今回の記事では「メンバー優待ってなにがあるの?」について解説させていただきました!

ゴルフ場によって、様々な優待があります。
安くプレーできるというのもゴルフ会員権を購入する一つのメリットになりますので、優待を軸に入会するゴルフ場を選ぶというのも良いかもしれません。

本メディアを運営している「日本ゴルフ同友会」では全国のゴルフ場の会員権を取り扱っております。購入・売却を検討している方はぜひお気軽にお問い合わせください。

また本記事で解説させていただいた内容は本サイトを運営している「日本ゴルフ同友会」の公式youtubeチャンネルでも解説している内容となっております。
より詳しく知りたい方は是非、動画もご覧ください。

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