ゴルフ会員権の基礎知識

【それ大丈夫?】募集入会で気をつける5つのポイント

「募集入会で気をつける5つのポイント」について解説!

ゴルフ場のメンバーになる方法には「募集入会」と「名変入会」の2通りがあります。
その1つである「ゴルフ場で直接実施させれている会員募集から入会する方法」通称、募集入会において、入会を決める前に必ず確認しておくべきことを5つ解説します。

これから入会、とりわけ募集入会を考えている方は是非、ご自身の状況と照らし合わせて最後までご覧ください。

「募集入会」と「名変入会」

大前提として、ゴルフ場のメンバーになる方法は2通りあります。
「募集入会」と「名変入会」です。

「募集入会」はゴルフ場が直接、会員募集をしているルートからの入会方法のことを指します。
イメージとしては新品の会員権を購入するイメージです。

「名変入会」は誰かが保有している会員権をその人から購入して、その会員権の名義を変更することで入会方法のことを指します。
こちらは中古の会員権を購入するイメージです。

近年はゴルフ場の経営会社が変わったり、メンバーが一気に退会したりしたタイミングで募集を実施していることが多く、募集入会という選択肢も増えてきています。

募集入会の注意点①募集の内容をしっかり確認する

募集入会における気をつけるべきこと1つ目は「募集している内容をしっかり確認すること」です。
つまりそのゴルフ場で募集している「会員種別」や「契約内容」をしっかり確認、把握することですね。

非常に当たり前のことにも聞こえますが、意外と把握していないまま入会している方がいます。

募集においては、そのゴルフ場で発行している会員をすべて募集しているというわけではありません。
例えば、正会員だけを募集していたり、平日会員だけを募集していたりなど、特定の会員のみ募集していることが多いです。
そのゴルフ場ではどのような会員があって、そのうちどの会員を募集しているのかというのを確認しておきましょう。

最近は会員の種類も多様化していて、1年契約の「年次会員」や会員ではないけど準会員のような「友の会」であったり、各ゴルフ場が様々な種類の会員権を発行しています。

競技会に出たいのなら「平日会員」はおすすめできませんし、自分の子供に資産としてゴルフ会員権を残したい場合は「年次会員」や「友の会」では適切ではありません。
会員になるための目的やその会員種別を選ぶ理由を明確化した後に、どんな会員の種類があるかを調べてから、入会するようにしましょう。

募集入会の注意点②預託金と入会金の割合

募集入会における気をつけるべきこと2つ目は「入会金と預託金の割合」です。
つまり、ゴルフ場のHPやパンフレットに記載されている募集金額の内訳をしっかり確認することです。

募集金額にはゴルフ場に払いっぱなしのお金である「入会金」とゴルフ場に一定期間預けるお金の「預託金」の2種類があります。

例えば、「入会金100万円、預託金0円」の会員募集であれば、退会した場合に帰ってくるお金はありません。
逆に「入会金が50万円、預託金が50万円」の会員募集であれば、退会するときに条件を満たしていれば預託金の50万円は返ってきます。

募集によっては「入会金100%の会員募集」もあれば、「預託金が80%、入会金が20%の会員募集」もあるので、募集金額の大小だけではなく、支払うお金が「払いっぱなしの入会金なのか」、「退会時に返ってくる預託金なのか」をしっかり確認するようにしましょう。

募集入会の注意点③預託金返還対応状況

募集入会における気をつけるべきこと3つ目は「預託金返還対応状況」です。

前章で預託金について話しましたが、「この預託金をしっかり返してくれるのか」ゴルフ場の返還に対する対応を確認しておくようにしましょう。

ゴルフ場の中には、経営不振によって預託金が返還できないというゴルフ場が一定数あります。
「このゴルフ場が退会申請をしてからどれくらいで預託金を返還してくれるのか」「預託金の返還に際して手数料がかかるか」などを確認しておくのがベターです。
経営会社が同じゴルフ場は同じ対応をしてくれることが多いので、経営会社を元に調べるのが良いです。

もし調べてもわからないという方は会員権業者に聞いてみると良いでしょう。

募集入会の注意点④名変入会の可否

募集入会における気をつけるべきこと4つ目は「名義変更での入会可否」です。

募集を行っている期間は名義変更を停止することが一般的ですが、中には募集と同時並行で名義変更を受け付けていることもあります。

その場合、良い売り手がいて、会員権が安く手に入れば、名義変更で入会した方が募集入会で入会するよりも安いというケースが発生します。

「募集と同時に名義変更を行なっているか」「名義変更で入会する場合はどれくらいの費用がかかるか」を一度確認するようにしましょう。
名義変更での入会費用については会員権業者に見積もりを出してもらいましょう。

募集入会の募集入会の注意点⑤退会・売却する時の計算

募集入会における気をつけるべきこと5つ目は「退会・売却する時の計算」です。

すべてのゴルファー、いつか会員を退会もしくは売却するときが訪れます。

「退会する時は預託金がいくら返ってくるのか」「売却する時はどれくらいで売却できるのか」をあくまで現時点の状況で良いので、シミュレーションしておくようにしましょう。

今までの話と少し重複しますが、預託金を返還してもらうよりも市場で売却した方が高く売れるケースもありますし、そもそもだれかに売却することができないという会員権の種類もあります。
手放すときにどれくらいの金額になるのか、その方法(退会するべきか売却するべきか)についても、必ずシミュレーションをしておくようにしましょう。

まとめ

今回の記事では「募集入会で気をつける5つのポイント」を解説させていただきました!

一口に会員募集といっても、ゴルフ場によって千差万別です。
ご自身で会員募集における良し悪しを見極められるようになるのがよいですね。

本メディアを運営している「日本ゴルフ同友会」では全国のゴルフ場の会員権を取り扱っております。購入・売却を検討している方はぜひお気軽にお問い合わせください。

また本記事で解説させていただいた内容は本サイトを運営している「日本ゴルフ同友会」の公式youtubeチャンネルでも解説している内容となっております。
より詳しく知りたい方は是非、動画もご覧ください。

日本ゴルフ同友会

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