ゴルフ会員権は時期や季節によって価格が変動します。
相場ものであり、売りたい人が多ければ価格は下がり、買いたい人が多ければ価格は上がるということになります。
そこで、価格や売買のバランスに非常に重要な要素である「季節」について解説します!
「どの時期に買うのが一番お得なのか」「その理由」について、解説していますので、ゴルフ会員権の売買を考えている人はぜひ最後までご覧ください。
結論:冬に買うのがおすすめ
結論、ゴルフ会員権の購入は「冬」がおすすめです。
とりわけ、11月〜2月ごろが最もおすすめの時期となります。
もちろんゴルフ場やその年の相場状況によって、一概には言えませんが、一般的に冬の時期はゴルフ会員権の価格が下落する傾向にあります。
それにはゴルフ会員権ならではの理由がいくつかあります。
①年会費の区切りだから
1つ目の理由は「年会費の区切りだから」です。
ゴルフ会員権は基本的に年会費が発生します。
「1〜12月」もしくは「4月〜3月」を年会費の区切りとしているゴルフ場が多く、年会費の区切りで売却を検討する方が多いです。
そのため、売り手が多くなり、該当のゴルフ会員権相場が下落する傾向にあります。
②冬にクローズするゴルフ場があるから
2つ目の理由は「冬にクローズするゴルフ場があるから」です。
ゴルフ場は雪に非常に弱いことで知られています。
雪の中にボールが埋まってしまうと、ボールの行方がわからなくなり、プレーをまともにすることができないからです。
そのため、例年、冬季に雪が降る地域は計画的にゴルフ場をクローズにします。
これを「冬季クローズ」といい、北海道〜東北や北関東、山梨県の一部では冬場にゴルフ場がクローズします。
山梨県の人気名門コース「河口湖カントリークラブ」は毎年、12月中旬〜3月中旬は冬季クローズとなっています。
冬季クローズするゴルフ場の会員権は必然的に冬場に売り物がでてきやすい傾向にあります。
③企業の決算期であるから
3つ目の理由は「企業の決算期であるから」です。
多くの企業は3月末に決算期を迎えます。
そのため、決算期の少し前のタイミング(11〜2月)に不要な会員権を処分しようとする企業が少なくありません。
法人決算におけるゴルフ会員権の売却損は損益通算が可能です。
(個人の売却損は損益通算ができません。)
逆に決算期までに節税のためにゴルフ会員権を購入したい企業もありますが、決算期前には企業のゴルフ会員権売買は活発になります。
そのため、普段市場にあまりでてこない人気のゴルフ会員権も購入できる可能性があります。
まとめ
本記事ではゴルフ会員権を冬に購入するのがおすすめな理由について解説してきました。
ゴルフ会員権に限らず、多くの人が購入しない時期に購入する方がお得に購入できることが多いです。(例:季節外れの洋服、クリスマス終わりのケーキなど)
皆がゴルフから少し離れた冬の時期にお得にゴルフ会員権を購入できれば、入会手続きが終わる春に気持ちよくプレーすることができますね!
本記事で解説させていただいた内容は本サイトを運営している「日本ゴルフ同友会」の公式youtubeチャンネルでも解説している内容となっております。
より詳しく知りたい方は是非、動画もご覧ください。
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