「ゴルフ会員権の売買手数料ってどれくらいなの?」「ゴルフ会員権業者の選び方って?」
ゴルフ会員権は高額なものなので、売買の際は少しでもコストを抑えたいですよね。
本記事では、ゴルフ会員権の売買手数料および会員権業者の選び方について解説しています。
ゴルフ会員権の売買を検討する際に非常に役立つ内容に仕上がっていますので、ぜひ最後までご覧ください。
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ゴルフ会員権売買にかかる手数料
会員権業者を通してゴルフ会員権の売買取引をする場合、会員権業者に手数料を支払う必要があります。
一般的には会員権価格の2%で取引がなされています。
ただし、近年は、会員権価格自体が安価になってきているため、275万円(税込)以下の価格帯の会員権を取引する際にかかる手数料は5.5万円になっている業者が多いです。
ゴルフがブームとなっていたバブル期前後の時代は手数料を10万円以上で設定しているゴルフ会員権業者も少なくなかったですが、ゴルフ会員権価格の下落とともに手数料も安くなっていき、現在は多くのゴルフ会員権業者が2%もしくは5.5万円の水準を手数料として設定しています。
ゴルフ会員権購入の際の注意点
ゴルフ会員権を購入する際には、ゴルフ会員権に傷跡がないかどうか注意が必要です。
「ゴルフ会員権に傷跡がある」とは、ゴルフ会員権の取引処理の際に問題が発生するという意味で、具体的に取引するゴルフ会員権が以下の状態にあるときを指します。
- 売主が破産状態にある
- 売主が死亡している
- 会員権が偽造物である
- 売主に年会費未納などの負債がある
- 名義書換書類に不備がある
特に、該当のゴルフ会員権に年会費未納などの負債があった場合、売買の性質上、買い手側が残りの負債を支払うことになる可能性がある、注意が必要です。
とりわけ友人や知人との取引を行う場合は注意が必要です。会員権取引の知識が少なく、「入会できない会員権だった」「会員権種別が違った」「年会費未納や売掛金などの負債があった」などトラブルになるケースも多く、最悪の場合は関係が悪化してしまうこともあります。
そのため、基本的にはゴルフ会員権業者を通して売買をすることをおすすめします。優良なゴルフ会員権業者では「在籍の確認」「年会費の未納確認」「売掛金の確認」は必ず実施しており、ゴルフ場から売買ができる会員権のみを取り扱っております。そのため、トラブルになることも少なく、万が一トラブルが起こった際も対応してくれることがほとんどです。
ゴルフ場ごとに返還の方法が異なりますので、該当ゴルフ場に問い合わせてみてください。
ゴルフ会員権業者の選び方
最後に、売買取引を依頼するゴルフ会員権業者の選び方について解説していきます。
ゴルフ会員権業者を選ぶ際に大事になってくるポイントは以下の2つです。
- 手数料の安さで判断しない
- 会員権業者のアフターケアを確認する
手数料の安さで判断しない
会員権業者との取引手数料は、会員権価格の2%(または5.5万円)ということで、高額に感じる方もいるかもしれません。そのため、手数料の安さを売りにしている会員権業者を介して取引をしようと考える方もいます。
しかし、手数料の安さで判断するのはお勧めできません。
手数料の安さを売りにしている会員権業者の中には、入会のフォローや書類の準備などのサービスがないこともあります。その場合は、入会書類を準備からゴルフ場への確認や面接の対応、紹介者の手配まですべて自分で行わなければなりません。
中には取引できない会員権を売ったり、入金をせずにそのまま会員権を持ち逃げしたりする悪質な会員権業者もいます。
最近では、手数料1万円以下で告知しているネット会員権業者が出てきていますが、サービスが悪く結局自分自身で最後まで処理しなければならないケースがほとんどです。
名門であれば1,000万円、一般的なゴルフ場でも数百万円することが多い高額商材の会員権で、手数料の数万円をケチってしまうのはあまりおすすめできません。手数料をケチってしまったが故に、手数料以上のリスクや負債を抱えてしまわないように気をつけましょう。
会員権業者のアフターケアを確認する
会員権業者が行う主なサービスは、「会員権の手配」、「紹介者の相談」、「ゴルフ場への名義変更手続き」です。
この中でも、特に重要なのが「ゴルフ場への名義変更手続き」です。名義変更の際には、書類の提出や各種手続きなど煩雑なものが多いうえにミスをしてしまうと会員権メンバーになることができません。
また、紹介者を自分で見つけられない際は知り合いのメンバーさんを紹介してくれることもあります。
万が一、「入会できない」などのトラブルになった場合でも、アフターケアがしっかりしている会員権業者は全額補償してくれるケースもあります。
名門ゴルフ場への入会は時間もかかり、ハードルが高いケースも多いので、担当者と二人三脚で進めていかなければなりません。真摯に対応してくれる会員権業者かどうかを確認することが重要です。
懇意のゴルフ会員権業者がない場合は、以下の記事を参考にして、ゴルフ会員権業者を選ぶのをおすすめします。
会員権業者の手数料を安くする方法
とは言っても手数料が安くなるに越したことはありません。会員権業者も商売ですので、交渉次第では手数料を下げてくれるケースもあります。
もちろん、すべての会員権業者に当てはまるわけではありませんが、以下の場合には手数料割引をおこなってくれることがあります。
複数口購入する
通常手数料というのは1口(1取引)あたりにかかってきます。そのため、複数口購入・売却する場合は手数料の割引を行ってくれることがあります。
たとえば、夫婦や友人何名かと一緒に入会を考えている場合、相続などでいくつかまとめて売却を考えている場合は手数料の交渉をしてみても良いかもしれません。
ただし、相見積もりをしている場合、いくつかの会員権をそれぞれ別々の業者から購入・売却してしまうと、手数料の割引を破棄されてしまう可能性もあります。
値段や対応を確認して、1つの業者を決めたら、そこに任せるようにしましょう。
手数料も込みの総額で希望金額を伝える
会員権の取引は売り手と買い手の値段の合意で価格が決まります。そのため、同じ会員権でも時期や相手、ゴルフ場の人気度によって値段がかなり変動します。
そのため、「手数料も込みで総額いくらの予算でお願いします」と伝えると、その金額で納得してくれる売り手・買い手が見つかるまで、交渉してくれるケースが多いです。
手数料は割引にならなくても、会員権の代金が安くなれば、トータルの費用はお得になるので、是非相談してみましょう。
ただし、相場とかけ離れた金額を提示しても、売り手・買い手が見つからなく、「いつまで経っても取引が成立しない」という状況になってしまう可能性があります。
会員権業者に相談して、どのくらいまでなら現実的に可能かを確認してから、提案するようにしましょう。
当メディアを運営する「日本ゴルフ同友会」では、条件次第で手数料の割引を行ってますのでぜひお気軽にご相談ください。
ゴルフ会員権の売買手数料について「まとめ」
以上、本記事ではゴルフ会員権の売買手数料について解説させていただきました。簡単に本記事の要点をまとめさせていただきます。
- 売買手数料は2%、275万円以下の価格帯の会員権取引手数料は5.5万円となっていることが多い。
- 会員権業者は手数料ではなく、信頼、対応の良さやアフターケアがしっかりしているかどうかで選ぶ。
- 条件によっては手数料割引に応じてくれるゴルフ会員権業者もある。
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