ゴルフの基礎知識

【基礎中の基礎!】ゴルフクラブの種類と特徴を初心者向けに徹底解説!

「ゴルフクラブって種類が多くてよくわからない」「ゴルフを始めたいんだけど、どんなクラブを買えばいいの?」

これからゴルフを始めようと思っている方にとって、ゴルフクラブ選びってなかなか難しいですよね。

本記事では各ゴルフクラブの特徴を、これからゴルフを始めようと思っている方でもわかりやすいよう簡単に解説しています。

終わりの方には初心者が持っておきたいクラブについても解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。

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ゴルフクラブは何種類あるの?

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ゴルフクラブには、飛ばしたい距離や状況に応じて様々な種類があります。細かく分けると20種類近くになるのですが、カテゴリー別に大きく分けると5種類存在します。

ゴルフクラブの種類

  • ウッド
  • ユーティリティー
  • アイアン
  • ウェッジ
  • パター

初心者の方は、なぜこんなに多くの種類があるのかと疑問に思うかもしれませんね。

ゴルフは、残り距離や、置かれている状況に応じて最適なクラブが変わるという性質が強いスポーツです。そのため、状況に応じて適切なゴルフクラブの選択をすることが非常に重要になるんです。

ゴルナレ編集部

次章からは、各ゴルフクラブの特徴について解説していきますね。

ゴルフクラブの種類「ウッド」

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最初に紹介するのは、「ウッド」です。「ウッド」はゴルフクラブの中で最も大きいヘッドをしており、飛距離が出やすいよう、クラブ全体が少し大きめにデザインされています。

ウッドは全部で5種類に別れており、「1番ウッド(1W)」「2番ウッド(2W)」といった具合に呼称します。

ウッドの種類①「ドライバー」

コースのスタート位置である「ティーイングエリア」から1打目を打つ際に使うのが「ドライバー(1番ウッド)」です。

ドライバーはゴルフクラブの中で最も飛距離がでるクラブで、その推定飛距離は240〜260ヤードです。ですが、クラブが長いため打球のコントロールが少し難しいのも特徴です。

ウッドの種類②「フェアウェイウッド(FW)」

名前の通り、フェアウェイ上から2打目3打目を打つ際によく使われるのが、この「フェアウェイウッドです。

2〜5番までのウッドがこのフェアウェイウッドに該当しますが、ほとんどの場合使われるのは3番と5番です。

3番、5番のフェアウェイウッドの飛距離は190ヤード程度と言われていて、地面からボールを打ってもダフりにくいクラブです。

ゴルフクラブの種類「ユーティリティー」

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ゴルフクラブの中で、最も新しく開発されたのが、「ユーティリティー」です。ユーティリティーという名の通り、使い勝手が良く万能性の高いクラブです。

主に、後ほど紹介するロングアイアンの代わりによく用いられます。ウッドとアイアンの飛距離差を縮めるべく、その中間の飛距離を出すために開発されました。

ですので、推定飛距離はだいたい180〜200ヤードとなっています。また、ウッドと比べて、ボールをミートさせやすいため、ある程度ゴルフ慣れした中級者や上級者の方が好んで使うゴルフクラブです。

ゴルフクラブの種類「アイアン」

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ゴルフクラブの中で、最も種類が多いのが「アイアン」です。アイアンは、9種類存在し、それぞれ1〜9番まで番号が振られています。

アイアンは番手によってクラブの長さフェース面(ボールを打つ面)の角度大きく異なるため、出せる飛距離も変わってきます。そのため、飛距離に応じてさらに3種類に分けることができます。

アイアンの種類

  • ロングアイアン
  • ミドルアイアン
  • ショートアイアン

アイアンの種類①「ロングアイアン」

9種類あるアイアンのうち、1〜4番までのアイアンのことをロングアイアンと言います。ロングアイアンの推定飛距離はだいたい190〜210ヤードです。

アイアンの種類②「ミドルアイアン」

9種類あるアイアンのうち、5〜7番までのアイアンのことをミドルアイアンと言います。推定飛距離はだいたい140〜160ヤードほどです。

また、ミドルアイアンのうち、7番アイアン初心者がもっとも扱いやすいアイアンとも言われています。

アイアンの種類③「ショートアイアン」

9種類あるアイアンのうち、8〜9番のアイアンのことをショートアイアンと呼びます。

名前の通り、短い距離を打ったり、ボールをあげるのに適していて、推定飛距離はだいたい120〜130ヤードほどです。

また、短い距離を打つだけでなく、ラフからの脱出の際にもよく使われます。初心者のうちはきちんとフェアウェイに乗せるのが難しく、ラフに入り込んでしまう場合が多いです。

7番アイアンと同様、初心者にとって非常に使いやすいクラブです。

ゴルフクラブの種類「ウェッジ」

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グリーン手前からグリーンへアプローチをするために使用するのが、「ウェッジ」です。ウェッジもそのほかのクラブ同様、3種類に分かれています。

ウェッジの種類

  • ピッチングウェッジ
  • アプローチウェッジ
  • サンドウェッジ

ウェッジの種類①「ピッチングウェッジ」

ピッチングウェッジは、球が浮きにくいのが特徴です。推定飛距離は110〜120ヤード程度で、「ランニングアプローチ」に使用されるケースがほとんどです。

ランニングアプローチとは、球を転がしてアプローチをかける方法です。ゴルフ初心者の方でも習得しやすいアプローチ方法なので、ピッチングウェッジの使用頻度は高いです。

ウェッジの種類②「アプローチウェッジ」

アプローチウェッジは、ボールをあげることも、転がすこともできる、ウェッジの中でも比較的バランスの取れたクラブです。

推定飛距離は90〜110ヤード程度なので、「ピッチングウェッジだと飛ばし過ぎちゃいそう、でもサンドウェッジだと飛距離足りないかも」と迷ったときに便利です。

ウェッジの種類③「サンドウェッジ」

サンドウェッジは、ボールを高く上げたいときによく使われるウェッジです。バンカーに入った時はほとんどサンドウェッジを使います。

推定飛距離は80〜100ヤード程度なので、飛ばすというより、ミスをカバーするときに使うイメージが強いクラブです。

ゴルフクラブの種類「パター」

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グリーン上にあるボールをカップに沈めるために使われるのが「パター」です。

他のゴルフクラブと違い、パターはグリーン上でしか使用しないため、1種類だけだと思うかもしれませんが、実はパターにも3つの種類が存在します。

パターの種類

  • ピン型
  • マレット型
  • ネオマレット型

パターの種類①「ピン型」

ピン型のパターは、プロもよく使用する最もポピュラーなタイプです。構えやすい上に、操作もしやすいため、初心者に非常におすすめな型です。

パターの種類②「マレット型」

マレット型のパターは、半月型のパターでヘッド部分がピン型よりも大きいのが特徴です。

パットの際に距離が出しやすく、左右にブレづらい打球が打てるため、芯に当て損なっても距離を出すことができます。

パターの種類③「ネオマレット型」

ネオマレット型のパターは、ヘッドが一番大きいため、狙うラインがイメージしやすいです。

距離を出せる上に、ミスヒットが少なくなるため、ショートパターに向いています。

ゴルフクラブを持てる本数

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さて、ここまでゴルフクラブの種類について解説してきました。

ゴルフクラブには様々な種類があることがわかっていただけたかと思いますが、ラウンドの際に持っていけるのは、全部で14本までです。

トッププロのゴルファーは自分の得手不得手や、場面に合わせてゴルフクラブを使い分けます。そのため、タイプの違う14本のクラブをきっちりと準備し、コースごとの戦略を立てます。

では、初心者でも14本全て用意しなければならないのでしょうか?次章では初心者が持っておきたいクラブについて解説していきます。

初心者が持っておきたいゴルフクラブ

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ラウンドに持ち込めるクラブは14本までですが、初心者のうちは、その半分の7〜8本程度持っていれば問題ありません。具体的には以下の通りです。

初心者が持っておきたい7本

  • ドライバー
  • 7番アイアン
  • 8番アイアン
  • 9番アイアン
  • ピッチングウェッジ
  • サンドウェッジ
  • パター

20種類近いゴルフクラブがあるのですから、当然自分のスイングに合うもの合わないものが出てきます。

初心者のうちは、まず基本となる7本で練習をしながら、自分の苦手なショットを補うあるいは、得意なショットを伸ばすようなクラブを選んでいくのがいいでしょう。

ゴルナレ編集部

初心者の方や、女性の方に向けた「ハーフクラブセット」などを買うのも一つの手です。

ゴルフクラブの種類「まとめ」

以上、本記事では、ゴルフクラブの種類と、各ゴルフクラブの特徴について解説させていただきました。

ゴルフクラブは種類が多いため、初心者のうちは混同してしまうでしょう。

ですが、その分奥が深いということでもあるので、各ゴルフクラブの違いを肌で感じながら、自分に合うクラブを見つけてみてください。

本記事の重要点

  • ゴルフクラブは大きく分けると5種類ある
  • 残りの距離や、打つ場所によってクラブを使い分ける
  • 初心者のうちは、「ドライバー」「7番アイアン」「8番アイアン」「9番アイアン」「ピッチングウェッジ」「サンドウェッジ」「パター」の計7本で練習

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