ゴルフをしている方なら、「シングルプレイヤー」という言葉を耳にしたことがあるのではないでしょうか。
限られた上級者のみが名乗ることを許される「シングルプレイヤー」ですが、具体的にどうやったらなれるのかを知っていますか?
この記事では、シングルプレイヤーの意味やなり方を徹底解説。
シングルプレイヤーの意味が知りたい方や、シングルを目指している方は、ぜひこの記事を参考にしてください。
そもそもシングルプレイヤーとは?

そもそもシングルプレイヤーとは、ゴルフのハンディキャップが9.9以下のプレイヤーのことを指します。
簡単に説明すると、「ゴルフがめちゃくちゃ上手な人」のことです。
ハンデが9.9以下を具体的に説明すると、1ラウンドを通して平均81以内で回っているレベルになります。
ゴルフは100を切るのも難しいので、平均81以下で回れるのは相当の実力を有していないといけません。
ちなみに、ゴルフのハンデについて分からない人は、まずはこちらの記事を読んでみてください。
シングルプレイヤーになれる割合は0.3%のみ
そんな「シングルプレイヤー」は、ゴルファー全体の中でも0.3%しかいない限られた上級者なのです。*1
もし、あなたの周りでシングルプレイヤーがいるなら、かなりのレアケースだと言えます。
シングルは、アマチュアゴルファーの憧れと言っても過言ではないでしょう。
*1引用:2012 年度 修士論文アマチュアゴルファーの最高峰スクラッチプレーヤー(ハンディキャップ0)に関する研究
シングルプレイヤーになるにはどうすれば良い?

そんなアマチュアゴルファーの最高峰であるシングルですが、「頑張って目指したい!」という方も多いのではないでしょうか。
シングルプレイヤーになる方法は2つあるのですが、どちらもかなりの努力を要します。
・JGA公式ハンデを取得する
・ホームコースでハンデを取得する
JGA公式ハンデを取得する
シングルプレイヤーになる方法の1つ目が、「JGA公式ハンデ」を取得する方法です。
ハンデと言えば、コースのクラブハウスに掲げられる「コースハンデ」をイメージしますが、世界中どこでも使える「JGA公式ハンデ」というものがあります。
これは、JGA(日本ゴルフ教会)が発行しているハンデで、地区アマチュア選手権や各種競技会に参加するためには、このJGA公式ハンデを取得しなければならないケースが多いです。
JGA公式ハンデの取得方法を簡単に解説すると、以下のような流れになります。
・JGA加盟コースの会員になる
・JGAのNEW J-sysに登録をする
・JGAにスコアカードを5枚提出する
・ハンデ発行
また、JGAハンデは様々な競技会の出場資格になっているので、「シングルを目指しつつ、競技ゴルフにも挑戦したい」という方は、JGAハンデの取得をおすすめします。
具体的なJGAハンデの取得方法は、JGA公式サイトをご覧ください。
ホームコースでハンデを取得する
シングルプレイヤーになる2つ目の方法が、ホームコースでコースハンデを取得する方法です。
先ほど紹介したJGA公式ハンデと異なり、こちらは所属コースの競技会でのみ使用可能なハンデとなっています。
しかし、JGA公式ハンデを取得するよりも手続きが簡単ですし、コースハンデでも9.9以下なら立派なシングルプレイヤーです。
コースハンデの取得方法は各ゴルフ場によって異なるので、ぜひ問い合わせてみてください。
また、ゴルフのハンデについて詳しく知りたい方はこちらの記事がおすすめです。
シングルプレイヤーになるにはどれくらいかかる?
シングルプレイヤーになる期間は、人によってかなり差があります。
ゴルフを始めて1年でシングルになれる人もいれば、一生かかってもなれない人もいるのです。
シングルを目指す熱意にもよってことなりますし、所属しているコースの難易度にもよるでしょう。
しかし、シングルプレイヤーを目指すのに年齢は関係ありません。
ゴルフは生涯スポーツと呼ばれるように、何歳になってもゴルフは楽しめるのです。ですので、例え仕事が落ち着いた60歳からでもシングルプレイヤーは目指せます。
ぜひ、熱意を持ってシングルプレイヤーに近づきましょう!
シングルプレイヤーに近づく練習法

シングルプレイヤーには、様々な要素が必要です。
ゴルファーの0.3%しかいない限られた上級者なのですから、相当な技術が必要です。
シングルプレイヤーに共通する要素は、以下のものが挙げられます。
・飛距離
・ショットの精度
・ミスした時のリカバリー
・コースマネジメント
・強いメンタル
など、挙げ出すとキリがありません。
最適な練習方法はスイングなどによっても異なるため一概には言えませんが、ここではシングルに近づくために共通していることを紹介します。
とにかくコツコツ練習しよう
シングルになるためには、「練習」が不可欠です。
そして心がけて頂きたいことは、コツコツ継続するということ。
「練習したのにスコアがよくならない」「練習しても飛距離が伸びない」こんな悩みは、ゴルファーなら誰しも持っています。
練習をしてすぐに結果がでるなら、誰でもシングルプレイヤーやプロゴルファーになれます。しかし、本当にシングルプレイヤーになれる人とは、悩みを抱えつつも、努力を継続できる人なのです。
ですので、「練習しても結果がでない」とやめてしまうのではなく、問題や課題と試行錯誤しながら、コツコツ継続できる力がシングルプレイヤーを目指す上で求められます。
レッスンに通うと上達が早い
先ほども解説しましたが、ゴルフは練習しても結果に繋がるとは限りません。
しかし、早く結果を出す方法があります。
それは、「ゴルフレッスンに通う」ことです。
自分一人で練習をしていても、スイングのどこを改善すれば良いか分からない人も多いのではないでしょうか。
そんな人は、レッスンに通ってプロのアドバイスをもらいましょう。
自分一人で練習をするよりも、確実に上達するペースが早まるので、シングルを目指している人にはおすすめです。
技術だけではなくマネジメントやメンタル面も必要
シングルになるには、ショットの精度や飛距離だけではなく、コースマネジメントやメンタル面も同時に鍛えてください。
なぜなら技術が上達しても、マネジメント力やメンタルが初心者のままでは、スコアに結びつきにくいからです。
逆に技術がなくてもマネジメント力やメンタルが高ければ、良いスコアで回れる場合もあります。
シングルプレイヤーは平均して良いスコアを出し続ける必要があるので、技術だけではなくマネジメント・メンタル面も優れていなければいけません。
シングルを目指す上で飛距離に磨きをかけたい人は、次の記事がおすすめです。
まとめ

今回は、シングルプレイヤーの定義やなる方法を解説しました。
おさらいしておくと
・シングルプレイヤーとは、ハンデが9.9以下のゴルファー
・シングルになるには、「JGA公式ハンデ」or「コースハンデ」を取得しなければならない
・シングルになるまでの期間は人それぞれ
・シングルになるには、技術・マネジメント・メンタルなど、様々な要素を要求される
シングルプレイヤーは、アマチュアゴルファーの憧れ的存在です。
しかし、本気で努力をすれば誰にでもなれる可能性はあるので、ぜひ目指してみてくださいね。
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