「ゴルフのキャディってどんな仕事をするの?」
「キャディになりたいけど、収入ってどのくらいだろう?」
こんな疑問を持った方に向けて本記事では、キャディの仕事内容や、年収、どのようになるのかなどを分かりやすく解説していきます!
これからキャディになりたいと思っている人や、キャディに興味のある方はぜひ参考にしてみてください。
1、ゴルフのキャディってどんな仕事?
実際にキャディとはどんな仕事をするのでしょうか?
これからキャディの仕事内容や、キャディに向いている人の特徴を解説していきます。
キャディの仕事内容
キャディの主な仕事内容は、ゴルフ場に来たお客さんと一緒にコースを回り、スムーズにプレーができるようサポートすることです。
具体的には、プレーヤーが打った球の捜索、バンカーの砂をならすなどのサポートを行います。
他にも、使用するゴルフクラブ選びや、グリーンの傾斜や芝のよみ方、コースの特徴をプレーヤーに教えるなど、ゴルフに対する専門的な知識も必要になる職業です。
また、プレーヤーが実力を最大限発揮できるよう、精神的に支えることもキャディの大切な仕事です。
キャディに向いている人
キャディはプレーヤーがスムーズにプレーできるようにサポートしなければなりません。
細かな配慮や気遣いが必要となる職業です。
そのため、接客業が得意な人がキャディに向いていると言えるでしょう。
また、炎天下の中長時間ラウンドを回ることや、重いゴルフバックを担いで長い距離を歩くことも多いです。
そのため、スタミナのあることは絶対条件ですが日焼けに強い体質であることも大切になります。
2、キャディの役割・契約について
一言にキャディと言っても「ハウスキャディ」と「プロキャディ」という2種類に別れており、キャディとしての役割や契約内容も大きく変わってきます。
ここではそれぞれのキャディの役割、契約内容について解説していきます。
ハウスキャディの契約内容・役割
ハウスキャディは「特定のゴルフ場」との契約を結び、キャディ業務に当たります。
ハウスキャディの主な役割をまとめました。
・ゴルフ場に来た人の荷持をおろす
・ラウンドでプレーヤーのサポート
・ゴルフクラブやカートの掃除
以上がハウスキャディの主な役割です。
ラウンド以外ではゴルフ場に来た人へ荷物の受け渡しや、ゴルフクラブやカートなど美品の掃除を行います。
ラウンドでのキャディの役割といえばゴルフクラブを渡すイメージが強いですが、他にも重要な役割があります。
重要な役割とは、初めてそのゴルフ場を利用する人にコースの特徴や攻め方を説明する事や、プレーヤー同士の会話の繋になる事です。
ハウスキャディの業務でははプレーヤーが楽しくプレーできるようサポートすることが大切です。
プロキャディの契約内容・役割
一方プロキャディは「特定のプロゴルファー」と契約し、キャディ業務に当たります。
プロキャディの主な役割をまとめました。
・プロゴルファーへのアドバイス
・プロゴルファーのメンタルケア
・会場への移動
以上がプロキャディの主な役割です。
ハウスキャディとの一番の違いは、特定の選手と一心同体となり戦うという点です。
ゴルフは基本的にプレーヤへのアドバイスが禁止されていますが、キャディだけはプレーヤーへアドバイスすることができます。
そのためコースの特徴や使用するクラブ、風や芝の情報など、プレーヤーへアドバイスができるよう、知識を付けておかなければなりません。
他にも選手のメンタルケアもプロキャディの大事な役割です。
プロキャディは選手の一番近くにいる存在なので、選手が万全の状態でプレーできるよう陰からのサポートが大切です。
ラウンドでは選手の状態に応じてアドバイスをしたり、見守るなど的確に判断しなければなりません!
また、意外な役割が「会場への移動」です。
連戦が続く場合、会場から会場へ何回も移動する必要があります。
そのほとんどが車での移動になるので、車の運転も大切な仕事の一つです。
3、キャディの年収
では実際にキャディになるとどのくらい稼げるのでしょうか?
これから「ハウスキャディ」「プロキャディ」に分けて年収の例を紹介します。
キャディに興味がある人は参考にしてみてください!
ハウスキャディの年収
ハウスキャディは1ラウンド1人につき3,000円が相場になっています。
そのため4人とラウンドを回ると3,000円×4人=12,000円が日当になります。
そこに、運ぶバックが重い場合の「重量手当」、雨の中ラウンドを回る場合の「雨手当」などをプラスで貰える場合が多いです。
ただし、悪天候が続きゴルフ場にお客さんが来ない場合はもらえる給料は少なくなってしまします。
そのためハウスキャディの年収は200~300万円となっています。
他にも、月給制のハウスキャディもあります。
その場合、平均月収は「17万円」程となっております。
プロキャディの年収
プロキャディの場合は1試合につき10万円が相場です。
そこに選手自身の大会の成績に応じてプラスの報酬を得ることができます。
あくまで一例ですが選手の獲得賞金にうち、予選通過で5%、ベスト10で7%、優勝で10%を貰うことができます。
そのためトッププレーヤーと契約できれば、年収1,000万円を超えることもあります。
しかし、選手の調子が悪い場合は年収500万円以下になってしまうこともあります。
4、キャディになるには
では、キャディになるためにはどうすれば良いのでしょうか?
これから「ハウスキャディ」「プロキャディ」に分けてどうすればなることができるのかを解説していきます。
ハウスキャディになるには
ハウスキャディは一般の職業と同様、ゴルフ場が出す求人に応募して試験に合格することで働くことができます。
ハウスキャディになるための特別な資格などはなく、誰でもなることができる職業です。
ゴルフく詳しくない方でも、採用された際に2、3ヶ月の研修を受けることで一人前のキャディとして働くことができます。
プロキャディになるには
プロキャディはハウスキャディとは違い、一般的に募集していることはほとんどありません。
そのため知人のプロ選手を通じての紹介や、ハウスキャディとして働きながらコネを作る必要があります。
また、キャディとして求められるスキルもハウスキャディとは異なり、ゴルフへの詳しい専門知識が必要になってきます。
なぜなら、実際選手から試合中にアドバイスを求められたり、データの分析や蓄積をする必要があります。
そのため、選手以上にゴルフについて勉強しなければなりません。
5、まとめ
本記事では「ハウスキャディ」と「プロキャディ」について詳しく解説しました。
記事の内容をまとめたものがこちらです。
ハウスキャディ | プロキャディ | |
仕事内容 | プレーヤーのサポート | プレーヤーのサポート |
契約先 | 各ゴルフ場 | プロゴルファー |
年収 | 200~300万円 | 500~1000万円 |
資格 | 必要なし | 必要なし |
就職方法 | 求人に応募 | コネや紹介 |
キャディには特別な資格がなくても誰でもなることができます。
外で仕事をすることが好きな人、接客業が好きな人はぜひ検討してみてはいかがでしょうか?
ですがプロキャディとしてプロゴルファーと共に戦うには、ゴルフ道具やプレーについて専門的な知識が必要です。
そのため、まずハウスキャディとして、ゴルフについての知識や経験を積んだ後にプロキャディへの道を歩むといいでしょう。
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