「最近よく聞くスループレーってなに?」「スループレーに興味あるけどよく分からない…。」「スループレーのメリットを知りたい!」
最近、日本のゴルフ場でも導入され始めた「スループレー」。上級者や競技ゴルファーには定番のスループレーですが、初心者の人にはまだまだ馴染みのないプレースタイルです。
そこで今回は、そんなスループレーについて徹底解説!スループレーのメリット・デメリットや種類を具体的に解説しているので、スループレーに興味がある人は、ぜひ最後までご覧下さい。
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スループレーとは
ハーフ休憩なしで18Hをプレーする
スループレーとは、「ハーフ休憩なしで18ホールを回るプレースタイル」のことです。
日本では、午前に9ホールをプレーし、お昼休憩を挟んでから午後9ホールをプレーしますよね。よくよく考えてみたら、プレー中にお昼休憩を挟むスポーツはゴルフだけなんです。
そのお昼休憩を取らずに、18ホールを一気に回るプレースタイルが「スループレー」と呼ばれています。
ハーフ休憩は日本だけの文化
ちなみに、ハーフでお昼休憩を取るのは日本だけです。お昼休憩は、接待ゴルフでゆっくりと話せる時間を設けるために作られたと言われています。
ですので、海外ではスループレーが一般的。海外色の強い沖縄のゴルフ場も、スループレーが標準になりつつあります。
スループレーの種類
そんな世界的に主流なスループレーですが、種類は3つ存在します。
・午前スループレー(アーリーバード)
・午後スループレー
・ナイターゴルフ
それぞれ詳しく見ていきましょう。
種類その①【午前スループレー】
種類1つ目が「午前スループレー」です。アーリーバードや早朝スルーと呼ばれることもあります。
午前スループレーの特徴は、スタート時間が早いこと。大体4~7時にプレーを開始し、12時までには18ホールを回りきります。
スタート時間がかなり早いので、コース管理スタッフの仕事が見れる珍しいことも。
種類その②【午後スループレー】
種類2つ目が「午後スループレー」です。日本では薄暮スルーとも呼ばれています。
午後スループレーのスタート時間は午後2時前後が一般的。2時前後にスタートし、6時頃に18ホールを回り終えます。
基本的に日没ギリギリになることが多いので、組数が多いゴルフ場では対応してないことが多いです。
種類その③【ナイターゴルフ】
種類その3が「ナイターゴルフ」です。
ナイターゴルフは、言葉通り「夜にゴルフをするプレースタイル」。ゴルフ場にナイター照明がないとできないため、対応しているゴルフ場は少ないですね。
スタート時間はゴルフ場によって様々ですが、大体日没2時間前くらいが多いです。そこからナイター照明に照らされたゴルフコースを18ホールプレーし、10時前後に終了します。
導入しているゴルフ場が少ないので、これからの普及に期待ですね。
スループレーのメリット
スループレーの種類を紹介したところで、続いてはメリットを解説します!
・プレーに集中できる
・1日の時間を有効活用できる
・夏場は涼しい時間にプレーできる
・料金がリーズナブル
プレーに集中できる
スループレーではお昼休憩なしでプレーできるので、プレーに集中できます。
「前半のハーフはいい調子で回れたのに、お昼休憩を取ったらリズムが狂った」という人は多いです。しかし、スループレーでは18ホールを一気にプレーできるので、リズムを崩さずプレーできますよ。
前半と後半でスコアがかなり違ってしまう人は、取り入れてみても良いですね。
1日の時間を有効活用できる
スループレーは半日でゴルフが終わるので、それ以外の時間を有効活用できます。
一方、お昼休憩を取るスタイルでゴルフをすると、日中はほぼゴルフ場にいることになりますよね。「せっかくの休みだし、ゴルフ以外にも時間を使いたい。」そんな人にもスループレーはおすすめです。
午前スルーでは午後の時間が、午後ハーフでは午前の時間がしっかり確保できますよ。
夏場は涼しい時間帯にプレーできる
スループレーは夏場におすすめです。夏のゴルフ場は40℃近くいくこともあり、コースに向かうだけでも億劫になりがち。しかし、スループレーは正午付近の1番暑い時間帯を回避でき、涼しい時間にプレーを終えられます。
「ゴルフしたいけど、夏は暑すぎてちょっと…。」という人も、スループレーを検討されてみてはいかがでしょうか。
料金がリーズナブル
スループレーは、お昼休憩を取るプレースタイルと比べてリーズナブルにプレーできます。
割引額はコースによって異なりますが、最大半額でプレーすることも可能。お得にゴルフしたい人にもかなりおすすめです。
スループレーのデメリット
先ほどスループレーのメリットを解説しましたが、逆にデメリットも存在します。
・午前スルーでは早起きが必要
・午後スルーでは日没に注意
・ロッカールームや浴室が使えないことも多い
午前スルーでは早起きが必要
先ほど紹介したように、午前スルーでは4〜7時くらいが主流。ですので必然的に起床時間がかなり早くなります。
私も午前スループレーのために、朝3時に起床しゴルフ場へ行ったこともありました。
「朝が苦手で寝坊してしまうかも…。」と言う人には早朝スループレーはやめておいた方が良いかもしれません。もしも寝坊で当日キャンセルしてしまうと、キャンセル料が発生するので、スタート時間には要注意です。
ゴルフの当日キャンセルについては次の記事で詳しく解説しています。
午後スルーでは日没に注意
午後スルーではスタート時間がゆったりしている反面、プレー中に日没にかかってしまうリスクもあります。
特に組数の多いゴルフ場では、午後スルーは要注意。前半のハーフで2時間30分以上かかるようだと、後半は日没でボールが見にくいです。
コースやボールの行方が見えないゴルフは、思った以上にストレスがかかるのでおすすめしません。午後スルーを予約する際は、コース側に予約状況を確認するか、できるだけ組数の少ない平日が良いですね。
ロッカールームやクラブハウスが使えないことも多い
ゴルフ場によっては、スループレー実施の時間帯はロッカールームやクラブハウス自体が使えない場合もあります。
私がよく行っていたゴルフ場も、午前スループレーの時間はロッカールームやクラブハウスが使えず、マスター室で受付をしていました。車でスパイクを履き、そのままコースへ繰り出すのはなかなか新鮮ですよ。
しかし、スタート前はクラブハウスでゆっくり過ごしたい人や、ロッカールームで着替えたい人は不便さを感じてしまうかもしれません。クラブハウスの利用については、プレーの予約時に確認しましょう。
まとめ
今回は、世界的に主流の「スループレー」について解説しました!
スループレーは日本ではまだまだ馴染みのないプレースタイル。しかし、北海道や沖縄といったリゾート地では主流になりつつあり、今後全国的にも広まっていくでしょう。
お昼休憩を挟んでゆっくりゴルフを楽しむのも良いですが、たまにはスループレーでサクッとゴルフをするのもおすすめです。
初心者ゴルフファーの人も、積極的にスループレーを取り入れて下さいね。
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