「初めてラウンドを回るんだけど日焼け対策ってどうしたらいいの?」「ゴルフ場の日焼けリスクって?」
ゴルフ場でラウンドする際、日焼け対策は絶対に怠ってはいけません。「自分は色黒だから日焼けしても別に気にしない」という方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、日焼けによるリスクは「肌が焼けて黒くなる」ことだけではないんです。本記事では、ゴルフ場の日焼けリスクと、具体的な日焼け対策について解説しています。
ぜひ最後まで読んで、日焼けのリスクと、その対策方法について理解してくださいね。
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ゴルフ場で日焼け対策をしないことによるリスク
本章では日焼け対策をしないことによるリスクについて解説していきたいと思います。
ゴルフ場で日焼け対策をしないことによる病気リスクは大きく3つあります。
1つ目はは日光の浴びすぎや水分不足などで起こる「熱中症」、2つ目と3つ目は紫外線の浴びすぎによる「皮膚癌」「白内障」です。
- 熱中症
- 皮膚癌
- 白内障
日焼けによるリスク「熱中症」
公益社団法人「全日本病院協会」によると、熱中症とは、「体温が上がり、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温の調節機能が働かくなったりして、体温の上昇やめまい、けいれん、頭痛などのさまざまな症状を起こす病気のこと」と定義されています。
熱中症にかかると、立ちくらみや筋肉痛、大量の発汗などが初期症状として起こります。
熱中症になりやすいのは、①気温や湿度が高い②風が弱い③日差しが強いという3つの条件が揃った場所です。
- 気温・湿度が高い
- 風が弱い
- 日差しが強い
直射日光を常に受け続け、上記の3つを満たすゴルフ上でのラウンド中は、特に熱中症に気をつけなければいけない場所だということがわかります。
日焼けによるリスク「皮膚癌・白内障」
ラウンド中に直射日光を浴び続けることは、紫外線を常に浴び続けることにもなります。紫外線を浴び続けることで皮膚の細胞が破壊されます。
人間の体は破壊された細胞を自動的に修復する機能を持っているのですが、長い間破壊され続けることで修復の際にエラーが発生してしまいます。そのエラー細胞が皮膚癌の原因となるのです。
同様に、目の角膜が紫外線によってダメージを受けることで白内障の原因となります。
また、病気以外にも、シミやシワの原因になったり、良性腫瘍が現れたりもします。
ゴルフのベストシーズンと呼ばれている4月〜9月は特に日差しが強く、紫外線の量も多い時期なので注意が必要です。
ゴルフで便利な日焼け対策アイテム
前章では日焼けによるリスクについて解説させてただきました。では具体的にどのような対策をしたらいいのでしょうか。本章では具体的な日焼け対策について解説していきます。
ラウンド中に帽子を被ったり、日焼け止めを塗ったりするのは王道の日焼け対策です。
上記2点は、多くの方がすでに取り入れているかと思いますので、以下では帽子と日焼け止め以外の便利な日焼け対策グッズを5つ紹介させていただきます。
- UVカットサングラス
- 機能下着
- アームカバー
- フェイスカバー
- UVカットの日傘
日焼け対策アイテム①「UVカットサングラス」
日焼け対策で意外と怠ってしまうのが目元です。「日焼け」と聞くと肌が露出している腕や足、顔を意識してしまいますが、目元や目そのものもダメージを受けています。
前述した通り、目に紫外線を浴び続けると角膜が傷ついてしまい、白内障になるリスクが高まってしまいます。プレー中以外だけでもUVカットのサングラスをしておくといいでしょう。
また、サングラスを選ぶ際には、レンズの色とレンズの種類に注目しましょう。
おすすめのレンズの色
レンズの色を選ぶ際は、グレーやブラウン、イエローといった適度に明るい色を選ぶようにしましょう。黒や青など、色の濃いレンズを選んでしまうと、返って目の瞳孔が開き、紫外線を吸収しやすくなってしまいます。
おすすめのレンズの種類
レンズは「偏光レンズ」のものを選ぶと良いでしょう。「偏光レンズ」とは、紫外線以外にも、一定以上の強さを持った日差しを遮ってくれるもので、紫外線カットと同時に目の疲れ軽減にも効果のあるレンズです。
日焼け対策アイテム②「機能下着」
日焼け止めを塗るのに抵抗がある、という方も一定数いるのではないでしょうか。
筆者も日焼け止めのベトっとする感じがあまり好きではないので、日焼け止めをあまり使いません。
その代わりに、長袖の機能下着を着用しています。「夏なのに長袖?」と思うかもしれませんが、機能下着は吸水速乾性能が高いため、汗をかいてもベトベトしません。
それでいてUVカット性能もあるので、日焼け止めのベトッとした感じが苦手な方に非常におすすめです。
機能下着の選び方
機能下着は吸汗性能と伸縮性を重視して選びようにしましょう。機能下着とはいえど、重ね着をすれば、ウェア1枚の時よりも多少動きづらくなります。
動きづらさがプレーに影響しないよう、伸縮性はしっかりと気にしましょう。同様に、汗をかいてベタつきが残ってしまうようなものでも、パフォーマンスは低下してしまいます。伸縮性と併せて、吸汗性能にも注目してみてください。
日焼け対策アイテム③「アームカバー」
日焼け止めが苦手で、機能下着も暑苦しいと感じる方にオススメなのがアームカバーです。
腕の部分だけに装着するので、日焼け止めのベタベタ感も機能下着を着たときの重ね着の煩わしさもありません。また、腕に直接風が当たらないのでプレー中の疲労感軽減にもつながります。
アームカバーの選び方
アームカバーを選ぶときは、できるだけ肌に密着するものを選びましょう。
ブカブカのものを選んでしまうと、プレー中に滑り落ちてきてしまったり、風でヒラヒラしてしまったりなど非常に煩わしいです。
逆に、ストレッチ性がなかったり、肌の密着感を重視しすぎて小さすぎるものを選ぶのもNGです。いずれの場合も腕を振り上げる際に非常に窮屈に感じてしまいます。
肌にしっかり密着し、クラブの振り上げの際でもキツく感じないようなものを選ぶようにしましょう。
日焼け対策アイテム④「フェイスカバー」
日焼け対策がしづらい首元をしっかりと隠してくれるのがこのフェイスカバーです。
頬から首部分までしっかり覆ってくれるので、絶対に顔を焼きたくないという方にオススメです。 フェイスカバーの構造上、プレー中はやや蒸れてしまいますが、下に制汗剤を塗っておけば快適にプレーを楽しむことができます。
フェイスカバーの選び方
フェイスカバーを選ぶ際は、息苦しくないか、UV素材かどうか、生地は厚すぎないか、などを基準に選びましょう。
フェイスカバーの目的は、耳や首元の日焼け防止です。とはいえ、上述した通り、着けていて不快だとプレーに影響が出てしまいます。
フェイスカバーを選ぶ際は、UVカットがしっかりできているかどうかを前提とし、息苦しくないか、生地の風通しはどうか、などを中心に選ぶようにしましょう。
日焼け対策アイテム⑤「UVカットの日傘」
ラウンド中はラフの森以外基本的に日陰がありません。太陽が照っている中をずっと歩き続けると、それだけで体力を大幅に奪われてしまいます。
そこでオススメなのがUVカット機能付きの日傘です。女性ゴルファーの方に多く見られますが、最近では男性ゴルファー用のモデルも出ているので、日焼け対策に活用してみてはいかがでしょうか。
日傘を差すことで、日焼け対策にもなりますし、暑さ対策にもなります。 持ち運びがやや面倒にはなってしまいますが、それでも持っていて損のないアイテムです。
UVカットの日傘の選び方
UVカットの日傘を選ぶ際は、大きさ、重さ、耐久度、持ち運びやすさなどを基準に選ぶようにしましょう。
特に持ち運びやすさについては、じっくりと検討するようにしましょう。ゴルフはカートを使わない場合、常に歩くスポーツです。
そのため、持って歩く荷物が少なければ少ないほど、ストレスを感じなくてすみます。手首にぶら下げられるストラップ付きのものや、片手で開くことができる自動開閉のものなど、持ち運ぶ際にめんどくさくないものを選ぶようにしましょう。
ゴルフの日焼け対策「まとめ」
以上、本記事ではゴルフの日焼け対策について解説させていただきました。本記事で解説した内容を再度以下にまとめます。
日焼けによるリスク
- 熱中症
- 白内障
- 皮膚癌
オススメの日焼け対策アイテム
- UVカットサングラス
- 機能下着
- アームカバー
- フェイスカバー
- UVカットの日傘
ゴルフ場での日焼け対策は、暑さ対策と同等に重要です。太陽が出ていなかったとしても、紫外線はしっかりと降り注いでいるので、常に日焼け対策は意識するようにしましょう。
また、以下にゴルフの暑さ対策についての記事も乗せておきますので、本記事と併せて参考にしてみてください。
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