「ホームコースを持ちたいけどゴルフ会員権を買うのはちょっと・・・」「ゴルフをやるからにはコンペや月例会に参加してみたい」
上記のように、「ゴルフ会員権の購入は経済的に厳しいけど、しっかりゴルフを楽しみたい」という方におすすめなのが「友の会」への加入です。
実はこの「友の会」制度を利用するゴルファーの方は年々増加しているんです。
そこで本記事では、いまゴルフ通たちの間で密かに人気になっている「友の会」制度について、初心者の方にも分かりやすいよう解説していきます。
ぜひ最後までご覧くださいね!
友の会ってそもそも何?
「友の会」とは、ある程度有名なゴルフ場が、「ゴルフ会員権」とは別に設定する準メンバーシップのようなものです。
「年次会員」や「平日年度会員」と呼ばれることもあります。
「友の会」の料金は、ゴルフ場にもよりますが、年額で1〜3万円に設定されている場合がほとんどです。
そのほとんどが数十万円〜数百万円するゴルフ会員権と比べたら破格の値段であると言えます。
また、別途登録料はかかってしまいますが、ゴルフ場によってはJGA公認ハンディキャップが取得できるところもあります。
「友の会」は、ビジターとメンバーの中間のような立ち位置だと言えますね。
友の会のメリット・デメリット
では実際に、「友の会」への加入にはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
本章では「友の会」制度のメリット・デメリットについて解説していきます。
「友の会」加入のメリット
では、まず「友の会」加入のメリットから解説していきます。「友の会」加入のメリットは、主に以下の3つです。
- 優待料金でプレーできる
- 会員でなくてもコンペや月例会に参加可能
- 一人ゴルフが可能
優待料金でプレーが可能
「友の会」加入の最大のメリットは、ゴルフ会員権メンバーではないのに、メンバーフィーに近い値段でプレーが可能であることです。
具体的な割引額は、ゴルフ場によって異なりますが、どのゴルフ場の場合でもビジターフィーと比べると遥かに安い値段でプレーが可能です。
会員でなくてもコンペや月例会に参加可能
「友の会」に加入すれば、ゴルフ会員権を持っていなくてもコンペや月例会に参加が可能です。
ゴルフを娯楽ではなくスポーツとして楽しみたい方にとっては、非常に嬉しい配慮です。
一人ゴルフが可能
「友の会」に加入していると、本来は複数人出ないと予約できないコースを、自分1人で予約することができます。
もちろん、ラウンドは他の一人プレー予約者の方々と回ることにはなりますが、ゴルファー同士での交流が増えるという面では、かなりのメリットであると言えます。
また、最近では、ビジターでも1人予約ができるゴルフ場が増えてきています。以下の記事で「1人予約」についてまとめているのでぜひ参考にしてみてください。
「友の会」加入のデメリット
メリットを紹介したところで、「友の会」加入のデメリットについても言及していきたいと思います。「友の会」加入のデメリットは、主に以下の2つです。
- ゴルフ会員権とは異なるため、資産としての価値はない
- 基本的に平日のみの優遇になる
資産としての価値はない
「友の会」はあくまで1つの制度なので、ゴルフ会員権のように権利を売却したり、譲渡したりすることができません。
1つの資産としてメンバーの権利を持っておきたい場合は、ゴルフ会員権の購入をお勧めします。
ゴルフ会員権の購入に関しては、ゴルフ会員権取引のパイオニアである「日本ゴルフ同友会」にて、相談や見積もりを行っています。ぜひ、お気軽にご相談ください。
基本的に平日のみの優遇になる
メリットの部分で「料金的な優待」があることを挙げました。ですが、この優待は基本的に平日のみとなります。
土日などの休日にも優遇を行なっているコースはありますが、その場合は、年間の会費が高くなってしまう傾向にあります。
友の会を選ぶときの基準
友の会に加入する際は、どのような理由で選んでいるのでしょうか。実際に友の会に加入したゴルファーの声を集めたのでぜひ参考にしてみてください。
1.自分が週末、気が向いたら一人でも行けるコースが欲しかった。2.お客さんや会社の部下、取引先を連れて行って”おお!!やりごたえあったな”と思ってもらえるコースが欲しかった。3.経営母体がしっかりしていて、メンバー枠をしっかり確保しているコースが欲しかった。4.自分自身の上達にも効果的なコースが欲しかった。
引用元:https://mycaddie.jp/qanda6.php?QID=667
私の場合はゴルフはじめてちょうど5年になりますが、1、ドア to ドアで1時間以内で行ける。(遠いと足が遠のくのは絶対的な統計数字だそう)2、犬も連れて行ける。(キャディ室前や涼しいところに置かせてもらえる)3、7000ヤードクラスの距離のあるコース4、傾斜などが多く、テクニックが身に付くコース。5、一人で気ままに行けるところ(これは常識)6、投資観点では確実に損をするので あまり投資額がかさまないコース。7、経営効率優先の大手グループには買収されない経営母体。ざっとこんなところでしょうか。(一部抜粋)
引用元:https://mycaddie.jp/qanda6.php?QID=667
ここまで、「友の会」とは何か、そしてメリットやデメリットについて解説させていただきました。
次章からはゴルフ場運営最大手のアコーディアとPGMが運営しているゴルフ場の友の会について解説していきます。
アコーディア運営ゴルフ場の友の会
アコーディアでは、ユーザーに合わせて5種類の友の会(サイト上は平日年度会員と表記)を用意しています。
- アコーディアプライム
- プライム7
- 菜の花会
- フォーリーフクラブ(2021年1月31日で新規募集は終了)
- ひまわり会
上記の中でもおすすめできるのが、「アコーディア・プライム」への加入です。
「アコーディア・プライム」に加入すると、「入会時に3000円分のクーポン」「WEB予約で300ポイント付与」「5回につき1000ポイント付与」といった特典を受ける事ができます。
もちろん料金優待も毎回受けられるので、非常にお得な制度と言えます。
また、アコーディアには、「友の会」制度導入ゴルフ場以外にも、一流と呼ばれるゴルフ場が揃っています。アコーディア運営のゴルフ場については以下の記事を参考にしてみてください。
PGM運営ゴルフ場の友の会
PGMでは現在、同企業の運営するゴルフ場のうち、34のゴルフ場が「友の会」(サイト上は年次登録者と表記)の入会者募集をおこなっています。
PGMの場合、アコーディアとは違って「友の会」の会員となるゴルフ場によって、受けられる優待が異なります。
自分の家から近いゴルフ場を選んでもよし、優待が魅力的なゴルフ場を選んでもよし、自身で選ぶ際の裁量が大きいのが特徴と言えます。
また、アコーディア同様、PGMにも手入れの行き届いた素晴らしいゴルフ場が揃っています。PGM運営のゴルフ場については以下の記事を参考にしてみてください。
ゴルフ場の友の会について「まとめ」
以上、本記事では、ゴルフ場の「友の会」制度について解説させていただきました。
ゴルフを始めたばかりの方や、出費を抑えてゴルフを楽しみたい方など、幅広い層の方が比較的手を出しやすいのが「友の会」制度です。
本記事で紹介したアコーディアとPGM運営のゴルフ場以外にも、「友の会」制度を導入しているゴルフ場はたくさんあります。
興味のある方はぜひ「友の会」に加入してみてくださいね。以下に本記事の内容を再度まとめておきます。
「友の会」とは、ビジターとメンバーの中間のようなもの
友の会のメリット
- 優待料金でプレーできる
- 会員でなくてもコンペや月例会に参加可能
- 一人ゴルフが可能
友の会のデメリット
- ゴルフ会員権とは異なるため、資産としての価値はない
- 基本的に平日のみの優遇になる
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